ガーデニング PR

ウンベラータ剪定!幹だけになった姿から葉が出てくるまで復活の記録

ウンベラータ剪定 葉っぱの様子
※ 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ハート型の大きな葉っぱをもつ、人気の観葉植物といえばウンベラータ。おしゃれな観葉植物の代表格的な存在ですね!

ウンベラータはとても丈夫で育てやすい観葉植物といわれていますが、あの大きくてかわいい葉っぱを美しく保つのは意外と難しいんですよ…。

乾燥しすぎはシワができたり、葉色が黄色っぽくなってきたり…と気になるところをあげたらキリがありません。

そんなときは思い切って剪定してリセットするのがおすすめです。

そこでこの記事では、ウンベラータの剪定記録についてまとめました。丸坊主にする剪定は、株もろとも失敗してしまう可能性もあるので勇気がいるもの。

ウンベラータを育てている方や興味がある方は参考にしてみてくださいね!

※ 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

剪定する前にウンベラータについて知っておこう

まずは、ウンベラータの基本情報から。

  • 名称:フィカス・ウンベラータ
  • 属性:クワ科フィカス属
  • 原産:アフリカ
  • 樹高:50cm〜10mの常緑中高木
  • 耐寒性:弱い
  • 耐暑性:強い
  • 耐陰性:普通

ウンベラータを育てやすい環境は、暖かくて日当たりの良い部屋です。直射日光が当たらないカーテン越しの窓辺がおすすめ。日光がたりないと葉の色が薄くなって、幹もヒョロヒョロと貧弱になります。また寒さには弱いので、冬の時期はとくに注意が必要です。

  • 生長期:春〜秋
  • 剪定:生長期に行う(春がおすすめ)
  • 土壌:高温多湿が好み
  • 注意する虫:ハダニ、ガイガラムシ、アブラムシ

葉っぱが薄いので葉焼けには気をつけないといけませんが、生長旺盛なのも魅力です。剪定の適齢期に葉っぱを一つ残らず剪定したとしても、幹から次々に新芽を出してくれる力強さもあります。

なかなか好みの樹形に仕立てるのは難しいですが、ウンベラータ特有の萌芽力を活かして何度でも剪定にチャレンジできますよ!

ウンベラータ剪定前の様子〜葉があまり元気がない

わが家のウンベラータは約3年。小さな苗から育てていて、現在は3倍ほどの高さになりました。とはいえ、まだ高さは1mほどの姿です。

葉っぱも次々に出し、幹も木質化してがっちりしてきました。順調に育っていると思ったのですが、だんだん生長が緩慢になって葉の色が薄かったり茶色くなったり不健康な感じが気になるように。

葉っぱが黄色くなって少しずつ落ち、葉っぱがなかなか生い茂った状態にならないので困っていました…。

ウンベラータを剪定!葉を残さず丸坊主

様子を見ていたものの、やっぱり回復は難しいと判断。そこで思い切って剪定することにしました。あの、葉っぱを一つ残さず丸坊主にするやつです。

わが家が剪定したのは4月上旬。ウンベラータの剪定は初めてなので、いざハサミで切ろうとするとためらってしまいます…。

ウンベラータ剪定うまくいけば切ったところから新芽が出るので、バランスを考えて高さを決めたらカットしていきます。少し木質化したところにハサミを入れるのは結構力が入りました。

ウンベラータはゴムの木の中なので、カットした幹からは白い液が出てきます。触れると痒くなる場合があるので注意してくださいね!

ウンベラータ剪定から葉が出てくるまで〜株編

ウンベラータ剪定後剪定したのは4月9日。剪定後すぐに黄色い葉も落ち、完全に丸坊主になった株。たっぷり日光を浴びてもらうため、デッキに移動しました。

ウンベラータの新芽4月26日の様子。幹をよく見てみると、赤い点が少しだけポコっとしているような?これが新芽かな??

ウンベラータの新芽 5月2日の様子。予想通り、赤い点がさらに盛り上がってきて新芽と確信!かなり首を長くして待ってましたが、ここまでくると安心です。

ウンベラータの新芽 5月2日のアップ写真。

ウンベラータの新芽 5月17日の様子。

ウンベラータの新芽 5月17日のアップ写真。

ウンベラータの新芽5月17日 根本のアップ写真。

ウンベラータの新芽そして、5月27日の様子がこちら。新芽の数は全部で6つです。切り口のあたりからは5つ、幹の根本の方から1つ新たに芽吹きました。

ウンベラータ剪定後の葉っぱ ウンベラータの新芽

ウンベラータ剪定後の切り口切り口はこのようになっています。小さかった葉っぱも日に日に大きくなっていくのがわかるほど、モリモリ生長中です!

なかなか芽吹かないウンベラータを前に、失敗したのかも…と何度も思いました。木質化している幹の状態は枯れているように見えるので、生きているかどうか正直わかりません。萌芽力を信じて気長に待ってみてくださいね!

ウンベラータ剪定から根が出てくるまで〜水挿し編

ウンベラータの葉先の部分は、水に挿して発根を待ちました。剪定後大きな葉っぱは一枚一枚落ちて、最終的に鉛筆のように…。

ウンベラータの発根1ヶ月経っても発根しなかったのですが、緑色は保ったままなのでさらに気長に待ちます。ペン先から小さな葉っぱが開いた頃、発芽が確認できました。ここまでくるのに1ヶ月以上かかっています…。

ウンベラータ挿し木数十日で発根したという声も聞いたことがあったけれど、わが家のウンベラータはのんびりしていました。個体差や環境にもよるので、振り回されず見守りましょう。

【①幹から新芽が出る】と【②切り枝から発根する】を比較してみると、早かったのは①の方でした!

まとめ|ウンベラータを剪定して葉を生き返らせよう!

あまり生き生きしているとはいえなかったわが家のウンベラータ。思いっきり剪定して丸坊主にしてみたら、新芽をたくさん出して復活してくれました!

剪定して初めて、生命力旺盛なウンベラータを実感。たくさん新芽が出たことで、これから樹形を楽しむことができそうです。

生長時期を逃すと、来年まで待たなければいけなくなってしまいます。元気なウンベラータの姿を取り戻したい方や樹形を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください!

\曲がり仕立てもステキ!/

※ 記事内に商品プロモーションを含む場合があります
※ 記事内に商品プロモーションを含む場合があります