庭木にオススメなドドナエアは、見た目もさながら管理も楽でとても育てやすい木です。
そのドドナエアについて、もっと詳しく知りたいと思いませんか?
- ドドナエアってどんな種類がある?
- 花はどんな感じ?
- 種から育てられる?
- 鉢植えできる?
- 挿し木できる?
そこでこの記事では、ドドナエアを3年間育てている経験をもとに、ドドナエアの花や種などについてさらに詳しく解説します。
また、地植えや鉢植え以外のドドナエアの楽しみ方についても紹介します。
ドドナエアには紅葉しないタイプもあるので注意!
庭木にしてからドドナエア・プルプレアにすっかり魅了されました。
細い葉っぱがきれいで、涼し気な見た目な上、爽やかでおしゃれ、それでいて管理が楽なんて最高!
すっかり気に入ったので、もう1本欲しくなり買いました。
でも、この追加して買ったドドナエアは、冬になっても紅葉しないんです…!
何かがおかしいと気づいて調べてみると、ドドナエアにはなんと紅葉しないタイプもあることを知りました。
常緑なのに紅葉を楽しめるのはドドナエア・プルプレアという種類になります。
逆に、冬でも葉の色が緑のままで紅葉しないタイプは、ドドナエア・ビスコーサという品種になります。
ドドナエアと聞くときっと紅葉するタイプを想像する方が多いと思いますが、ホームセンターなどで見かけるとこが多いのも紅葉するタイプになります。
もし、紅葉するドドナエア・プルプレアが欲しいと思っている方は、購入の際は必ず、名前が”プルプレア”なのかどうかをしっかり確認しましょう。
葉っぱの形や雰囲気はプルプレアもビスコーサもほとんど変わらないので、葉っぱが緑色だったらどちらなのか見分けられないと思います。
緑のままでも出で立ちは素敵なのですが、紅葉するとばかり思って冬を楽しみにしていた私は、葉っぱの色が一向に変わらなくて拍子抜けしてしまいました…
ドドナエアには2種類あることはお忘れなく!
ドドナエアの購入先は?いくら?
ドドナエアはネットでも購入できて、メルカリなどでも売られていますが、最近では、ホームセンターでも見かけることが多くなりました。
ホームセンターでの価格は、30cm以下の小さな苗だと1000〜2000円程度、50cm以上のそこそこ大きさだと4000〜6000円程度です。
小さな苗でも地植えして1年も経つと、結構大きく成長してくれます。
気長に待てる方は小さな苗でも充分!成長過程を楽しみましょう。
ドドナエアの花は?
これが花だと思われがちですが、こちらは種子が入った鞘(さや)になります。
ドドナエアの蕾はとても小さく、花が咲いても殆ど目立たないので鑑賞向きではありません。
花の時期が終わってしまったので、花が咲いたらまた後で追記します。
ドドナエアの種は?
ドドナエアの種がこちら。
さやの中に小さな黒い種が4粒くらい入っています。
見た目もサイズもまるで黒ごまみたいですね。
種を植えたこともありますが、残念ながらまだ発芽に成功したことはありません。
種植えは9月が適しているみたいなので、またチャレンジしてみます。
ドドナエアは挿し木できる?
ドドナエアは形を整えるための剪定をしています。
剪定した枝葉をもったいないので飾っていますが、その他に挿し木にも挑戦しています。
ですが、これまで挿し木に成功したことはありません。
調べてみると、ドドナエアの挿し木は難しいようです。
挿し木に向いているのは初夏らしいので、今年もチャレンジ予定。
もし成功したら追記します。
ドドナエアは鉢植えできる?
我が家には2本のドドナエアがあり、地植えと鉢植えの両方で育てています。
地植えと鉢植えの2通りの方法で育ててみて感じたのは、鉢植えの方が成長が遅いということ。
地植えしたものは1年で縦にも横にも倍以上大きくなったので、成長の速さに驚きましたが、鉢植えしたものは、1年経ってもほとんど大きさが変わらず…
もっと大きな鉢にすれば成長が早いのかもしれませんが、とにかく早めに大きくしたいので、鉢植えを止めて地植えにすることに。
地植えにして成長を促し、ある程度の大きさになったら鉢に植え替えるつもりです。
ドドナエアは比較的成長が速い木ですが、もし、小さい苗を買って鉢植えで育てる場合は、成長が遅いと感じるかもしれません。
どうしても鉢植えがいい場合は、大きくなるのを見越して始めから大きな鉢を用意して植えるといいでしょう。
小さな苗を早く立派に育てたい方や庭にスペースがある方は地植えがオススメです。
ドドナエアの楽しみ方
あまり大きくならずに樹形が自然と整ってくれるドドナエアですが、高さだけではなく横にも広がるので、年に1回は剪定しています。
剪定した葉は、そのまま捨てるのはもったいないくらい素敵な葉っぱをしているので、スワッグみたいに束ねて飾ることもあります。
なんとなく部屋が寂しく感じるときは、枝をカットして花瓶に生けると雰囲気がパッと明るく感じられます。
また、リース材としても使えて、ラベンターとの相性はバッチリ!
庭で愛でるだけではない家の中でも楽しみ方が色々あるドドナエアは、本当におすすめです。
まとめ
ドドナエアには紅葉しない種類もある!花や種の見た目や庭木以外の楽しみ方、のまとめです。
ドドナエアには2種類あります。
紅葉するのはドドナエア・プルプレアで、葉の色が変わらないのはドドナエア・ビスコーサです。
紅葉するタイプを庭木したい方は、必ず名前に”プルプレア”が付いているのか確認してくださいね。
- 購入先→ネットかホームセンター
- 価格→¥1000〜(30cm以下)、¥4000〜(4,50cm以上)程度
- 花→小さい粒のような感じでとても地味、鑑賞には向いていない
- 種→さやの中に4〜5粒
- 挿し木→できないわけではないけど難しい
- 鉢植え→大きく育てたい方には鉢植えは向かない、水枯れに注意
- 楽しみ方→花瓶に生ける、スワッグやドライフラワーにも
3年間育てた経験をもとに、ドドナエアについて詳しくまとめてみました。
この記事を読んでドドナエアを庭木にしてみたい、育ててみたいと興味を思ってくれたら嬉しいです。