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ミミズコンポストを自作して庭に設置!作り方や費用・構造はどうなってる?

コンポスト
※ 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

庭に設置しているミミズコンポストについて、書ききれなかった部分を追記。

具体的な作り方やコンポストに関する疑問について解説していきます。

  • コンポストを木製でDIYしたいけど作り方や費用は?
  • コンポストはどういう構造になっている?
  • コンポストからミミズは逃げない?
  • 木製コンポストの傷み具合はどう?
  • コンポストから取れた堆肥の効果は?

ミミズコンポストが気になっている方は、参考にしてみてください。

※この記事ではミミズの写真があります。

苦手な方はご注意くださいね!

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コンポストを自作して庭に設置①ミミズコンポストとは?

コンポスト

コンポストにもいろんな種類がありますが、ミミズコンポストはミミズに活躍してもらって生ごみを分解してもらう方法です。

ミミズコンポストのメリットはこちらの記事を見てみてください。

生ごみ
ミミズコンポストの使い心地はどう?匂いや害虫は気にならない?ミミズ木製コンポストはどう?庭に設置して1年間使ってみた感想です。ミミズコンポストのメリットやデメリットなど実際使ってみて思ったことなど実体験も紹介しています。...

ミミズコンポストを自作して庭に設置②作り方

完成のイメージとサイズ

コンポストイラスト

我が家で作ったコンポストのイメージ図がこちら。(つたない絵ですみません…!)

蓋は描いていませんが、背の低い百葉箱をイメージするとわかりやすいと思います。

外寸の箱は、約500×500×500mmで、立方体の箱に長い足が付いた作りになっています。

足部分に板を電動ドライバーで固定していくだけなので作り方もとても簡単。

自分の理想のサイズで作ることができるDIYは最高!

長い脚付きの木製の箱を作った後に、箱の下に堆肥を取るための受け皿としてプラスチックの箱を置いて使っています。

コンポスト底のロープ間隔

底は空洞になっていて2cmの等間隔でロープを張った構造になっています。

底の部分がわかりにくいと思うので、こちらもイラストにしてみました。

底部分を真上から見た図がこちら。

コンポスト底のイラスト

写真で見るとこんな感じ。

コンポスト底

コンポストの下から底を覗いて撮った画像です。

すでにコンポストとして使用しているので、コンポストの最下層部分が写っています。

これでコンポストの底はロープを張っただけの構造になっているのが、おわかりいただけたかと思います。

コンポストの材料費や費用

木製コンポストの製作の材料とその費用についてまとめました。

すべての合計金額は、全部で約4,000円程度でした。

  • 防腐剤を塗った木材  2,000円
  • ポリプロピレン製の紐 600円
  • 取っ手や丁番    〜500円
  • ミミズ        600円
  • 黒土         300円

ミミズコンポストを自作して庭に設置③ミミズの種類は?

ミミズコンポストに使っているミミズの種類は”シマミミズ”です。

釣具店で小さな箱に入って売られていて、600円程度で購入しました。

シマミミズ

良く道路などでも見かける一般的なミミズは、”フトミミズ(ドバミミズ)”といいます。

フトミミズ

シマミミズは土の表面近くにすみ、フトミミズは地中に穴を掘ってすんでいるため、わりと土深くにいるミミズのようです。

2種類を並べてみたのがこちら。

シマミミズとフトミミズ

見た目の違いは、縞模様がはっきりしているかどうかで見分けられます。

どっちなの?と迷ったとしたら大抵シマミミズではないと思ってもいいです。

シマミミズは、とにかく縞模様がはっきりしていて目立つのでわかりやすいです。

また、シマミミズはフトミミズよりも小さく、色は赤みを帯びています。

コンポストを自作して庭に設置④中に入れるミミズの量は?

我が家はシマミミズを釣具店で購入したのですが、売られているサイズが手のひらサイズの小箱だったので、一箱で足りないんじゃない?と感じました。

でも、ミミズの数が少ないと処理能力が落ちるので、いっぱい入れても環境に馴染めなくて生きられないかもしれない。

そう思ったので、とりあえず一箱で試し始めることにしたのですが、結果として1箱で十分でした。

シマミミズは繁殖力が高い生き物みたいなので、環境さえあえばすぐに繁殖してくれます。

また、逆に増えすぎないの?と思われるかもしれませんが、自然と淘汰されるみたいなので増えすぎの心配も要りません

コンポストを自作して庭に設置⑤完成後の手順

ミミズコンポストが出来たらいよいよミミズを投入していきます。

コンポスト内に入れるものはこちら。

  • 新聞紙
  • ミミズ
  • 生ごみ

先述したとおり、コンポストの底はロープが張ってあるだけなので、土を入れても底から抜けてしまいます。

そうならないために、土を入れる前に、まず底部分に新聞紙を敷いてから土を入れていきます

いずれ新聞紙は分解するので、気にしなくて大丈夫です。

土を入れてミミズを追加したら、ミミズコンポストの完成!

完成したら、早速生ごみを入れていきましょう。

生ごみとして入れるもの・入れないものも決まっているので、前の記事も参考にしてみてください。

生ごみ
ミミズコンポストの使い心地はどう?匂いや害虫は気にならない?ミミズ木製コンポストはどう?庭に設置して1年間使ってみた感想です。ミミズコンポストのメリットやデメリットなど実際使ってみて思ったことなど実体験も紹介しています。...

コンポストを自作して庭に設置⑥ミミズは逃げない?

ミミズコンポストからミミズコンポストの下はロープを張っているだけなので、いわば隙間だらけ。

ミミズが底から逃げないの?と気になった方もいるでしょう。

とくに、雨の日は道路などでミミズを見かけることが多いので、逃げるんじゃないかと思っていました。

結論から先に言うと、多少は逃げます‥!

でも、全然多くないので大丈夫です。

逃げるというか、底から落ちる?という方が正しいかもしれませんが、その対策としても受け皿として置いているプラスチックの箱が役立ちます。

雨上がりに、もし受け皿にミミズが落ちているのを見つけたら、箱に戻してあげればいいだけ。

コンポストの中でミミズは充分に繁殖しているとわかったので、たとえ庭に逃げたとしても庭の土の改良にもなると思ってとくに気にしなくなりました!

コンポストを自作して庭に設置⑦1年経過した木の傷みは具合は?

木製で作ったコンポストの傷み具合はどうでしょうか?

1年経過してみて今の現状では、木の表面が腐ったり、割れたり、傷んだりしているところは見当たりません。

直に土や生ごみが付着すると木がすぐ傷んで腐ってくるのかなと少し心配でしたが、今のところ変わった様子はなかったです。

敷いて言えば、板が少し反って蓋に若干隙間ができたかな?という程度。

雨ざらしでも全然大丈夫なのでとくに心配はないです。

傷みが気にならないのは、防腐剤を塗ってある木材を使って作ったのも良かったのかもしれません。

コンポストを自作して庭に設置⑧堆肥の取り方

堆肥の取り方

ミミズコンポストから堆肥を取る時は、スコップなどで底のロープをガサガサすると落ちて来ます。

自然と落ちてくれるのかと思っていたのですが、我が家の場合は底を突かないと出てきません。

たまにミミズが土と一緒に落ちてくることもありますが、そんなときもまた箱にもどしてあげれば大丈夫です。

コンポストを自作して庭に設置⑩取れた堆肥の効果は?

堆肥で作った花壇

ミミズコンポストの最大のメリットとも言えるのが、良質な堆肥が取れるということ。

今年の4月にミミズコンポストから取れた堆肥を使って、庭に花壇を作ってみました。

クリスマスローズ、アジュガ、ミニバラ、タイムなど、いろんな植物を植えたのですが、植えたばかりの頃は、どれも小さい苗で土が見えていました。

それが、2ヶ月経った今では土が見えなくなり、どれもモリモリ成長してあっという間に大きく成長

これまでミニバラはうまく育てられたことがなかったのに、蕾もたくさんつけて咲いてくれたのには本当に驚きです。

植物の成長具合を見ても、どれもスピードが早いし、生き生きしているのがわかるので、ミミズが良質な堆肥を作ってくれたおかげなんだろうなと感じています。

コンポストを自作して庭に設置〜まとめ

ミミズコンポストを自作して庭に設置!作り方や費用・構造はどうなってる?のまとめです。

木製ミミズコンポストの製作にかかった費用は全部で4,000円程度でした。

ミミズコンポストに使うミミズの種類は”シマミミズ”です。

コンポストは底がロープが張られた構造になっているので、底からミミズが落ちることはありますが、箱の中で十分ミミズが繁殖しているので問題ないです。

1年間間庭に置いて使ってみて、木製部分の傷みは今のところ気になりません

堆肥を取るときは、コンポストの底をシャベルなど掻き出して落とします。

堆肥で作った花壇の植物は成長が旺盛なので、噂どおりミミズコンポストからは良質な堆肥が取れるのが実感できました。

正直いうと始めはミミズを使うことに全然乗り気じゃなかったのですが、今ではミミズコンポストにして良かったなと感じられるくらい気に入っています。

お読みくださりありがとうございました!

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