”伝説の家政婦”こと、タサン志麻さん。
テレビでも大活躍で、短時間で手際よく20品以上も作ってしまうお姿は本当にステキですよね。
志麻さんが作る料理はもちろんですが、生活スタイルや考え方なども魅力的なので憧れる方も多いのではないでしょうか。
プロの料理人としてのキャリアもある志麻さんは、レシピ本をたくさん出しています。
でも、どれを買ったらいいか目移りしてしまうんですよね。
そこで志麻さんの数あるレシピ本の中から、わたしの視点でおすすめしたいものを3冊ご紹介。
志麻さんが大好きな方はもちろん、料理好きな方や子育て中の方にもおすすめなのでぜひ参考にしてみてくださいね!
志麻さんのレシピ本でおすすめなのは?
志麻さんのレシピ本でおすすめなのは、次の3冊です。
先にいっておくと、わたしが紹介するのはレシピばかりが載っているものではないので、献立のレパートリーを増やしたい!と思っている方には向かないかもしれません。
レシピよりも、手際よく料理する・おいしく仕上げるコツなどを知って、自分らしく気持ちをラクに暮らしを楽しみたい、そう思っている方に向いています。
志麻さん式 定番家族ごはん
おうちの風景がところどころに垣間見られるので、志麻さんの暮らしぶりについても興味がある方にぴったりです。
レシピの合間にエッセイ要素もあって、見ても楽しい読んでも楽しい、いいとこ取りの一冊。
志麻さんが使っているキッチン道具やちょっとした料理のテクニックなども紹介されています。
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志麻さんのベストおかず
なんで下味に多めの塩をふるの?など、料理についてよく理由も考えずやっていることってありませんか。
もともとフランス料理のプロだった志麻さんが、レシピに加えておいしく仕上げるコツなどが満載の一冊です。
料理上手になるルールを20個教えてくれるので、何気なくやっていたことにもちゃんと理由があるのね、と気づきがたくさんあります。
ちょっとした料理の疑問もスッキリすることでしょう。
ちょっとフレンチなおうち仕事
エッセイタイプのものですが、とても読みやすいのであっという間に読んでしまいました。
写真もたくさん載っているので、志麻さんの暮らしぶりがたくさん見られて楽しいです。
自分らしい暮らしを見つけるヒントがいっぱいもらえるはず!
ちなみに図書館で借りて読んだものですが、こちらもおもしろかったです。
レシピはありませんが、志麻さんが使う道具などにいたるまでノウハウがいっぱいありますよ。
志麻さんのレシピ本を選ぶ基準は?
志麻さんの本がどれか欲しいと思ったとき、たくさん出版されている本の中から選ぶのは正直迷いますよね。
主観ですが、志麻さんの本は大きく分けると次の3種類あります。
- レシピ本
- エッセイ
- レシピ本+エッセイ
わたしが持っている本も、それぞれ3つに分かれます。
レシピ本
1つ目は、レシピ本。その名の通り、色々なレシピが紹介されているものです。
- レパートリーを増やしたい
- 志麻さんのレシピを味わってみたい
そんな方に向いています。
志麻さんの作る料理の味をたくさん試したい方は、迷わずレシピ本を手に取りましょう。
エッセイ
2つ目は、エッセイタイプのもの。
- 志麻さんってどんな人なの?
- 料理や暮らしのアイディアが知りたい
- 志麻さんの暮らしぶりが見てみたい
そんな方に向いています。
ほぼ文章で構成されているもの、写真もいっぱい載っているものなど色々ですが、志麻さんの暮らし、考え方などについてより深く知ることができます。
レシピ本+エッセイ
3つ目は、エッセイにくわえて食卓の風景やレシピが織り交ぜてあるものです。
- 志麻さんのレシピも暮らしぶりも気になる
読み物としても楽しみながら、志麻さんのレシピにも挑戦してみたい!そんな方に向いています。
志麻さんのレシピ本をおすすめしたい方
志麻さんの本をおすすめしたいのは、このような方です。
- シンプルに自分らしく暮らしたい
- サステナブルなことに関心がある
- 子育てをがんばっている
シンプルに自分らしく暮らしたい
志麻さんといえば、有名になってからも築60年以上の借家に暮らしていたのはとても有名な話。
現在は築100年以上の古民家に移り、リノベーションしながら暮らしています。
周りにどう思われるかなんて気にしない。飾ることなく、自分にとって心地いい暮らし方をされていて、いつも自然体。やさしいけれど、ぶれない軸をしっかりもっている。
これが、わたしが描く志麻さん像です。
志麻さんの本が日々の暮らしを楽しむきっかけになってくれたらうれしいと語っているように、自分らしさを見つけるヒントがいっぱいあります。
サステナブルなことに関心がある
家政婦としていろんなお宅に伺い、そのお宅のもので料理していたからこそ、材料も道具も必要最小限で料理するワザが身についたという志麻さん。
そういうわけで、志麻さんが使っている道具は1つで何通りにもなる使い勝手がいいものを厳選されたものです。
例えば、菜箸。これだけでトングやフライ返しがなくても事足りるのだとか。
chat face=”kuratori.png” name=”” align=”left” border=”none” bg=”gray”]あまりモノを増やしたくないシンプリストにとっても、とても参考になりますね。[/chat]。
フランスではサラダをよく食べるそうですが、日本のスーパーのように様々なバリエーションのドレッシングが売っていないので手作りするのが一般的なのだそうです。
手作りといってもなにも難しことはしておらず、慣れてしまえば、ドレッシングを買う手間、おく場所、捨てる容器などが一切なくなりいいことづくし。
chat face=”kuratori.png” name=”” align=”left” border=”none” bg=”gray”]手作りはサステナブルだね![/chat]。
子育てをがんばっている
子育てをしていると、「あれもこれもしなきゃ!」と気付かないうちにがんばりすぎてしまいませんか。
離乳食はバランスよく作らないと!子どもが寝ている間にキッチンで準備し、なかなか食べてくれないとあせって育児書とにらめっこ…。
子どもがまだ小さい頃ときの自分を振り返っても、頭でっかちでいつも気持ちがザワザワしていました。
フランス人の旦那さんと日本だけではなくフランス流の子育てをしている志麻さん。
「真面目にがんばりすぎないで、もっとゆったりしていい」のだと思わせてくれるので、子育て中の方にもおすすめです。
chat face=”kuratori.png” name=”” align=”left” border=”none” bg=”gray”]おかゆを食べない子ども。でも日本以外に視野を広げれば、そりゃ、お米を食べない国だってあるよね[/chat]。
くらしのアイディアも満載!志麻さんのレシピ本
志麻さんのおすすめのレシピ本を、わたしの視点から3冊紹介させていただきました。
料理も暮らしも自分らしさを大事にして、もっと気ラクに肩の力をぬいていいんだな、と気持ちにゆとりをもたせてくれます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!