洗濯物のイヤな生乾き臭は、部屋干し用の洗剤を使っても発生しますよね。
- 生乾き臭をなんとかしたい!
- ハイターでも匂いが全然消えない!
そんな時は、オキシクリーンが役立ちます。
我が家では、シーツやタオル類、ラグにいたるまで匂いを元から消臭するために、オキシクリーンを活用しています。
この記事では、生乾き臭の根本になっている匂い消し対策として、オキシクリーンの使い方や注意することについて紹介します。また、ウールのラグもオキシクリーンで洗ってみた感想もまとめました!
生乾き臭を撃退するにはオキシクリーンが効果的!
生乾き臭を撃退するには、オキシクリーンが効果的です。洗濯したはずの衣類からなぜか嫌な匂いが漂ってくるのは、なんとも不快ですよね。匂いの元は衣類の根本に潜んで取れない雑菌が繁殖しているのが原因。これに直接アタックするために、オキシクリーンが役立ちます。
匂いが気になる洗濯物をオキシクリーンにつけると、たとえ洗濯したばかりのきれいな服でも水が黒ずみます。衝撃かも知れませんが、水が汚れるほど原因になっている匂いに効いているはず!そう思ったらちょっと嬉しくなりませんか。
オキシ漬けした後は、普通に洗濯すれば終了。ズボンの腰回りは汗をかきやすく乾きにくいため、生乾き臭が発生しやすいところですが、ハイターなどでも効果を感じられなかった嫌な匂いを解決できたのは、オキシクリーンだけでした!
オキシクリーンってどんな洗剤?
オキシクリーンは弱アルカリ性で、環境にも優しい洗剤です。オキシクリーンにもいろんな種類があるのですが、大きく分けると以下の2種類あります。
- 日本版
- アメリカ版
オキシクリーンには日本版とアメリカ版の2種類ありますが、日本版の方が環境に配慮された商品です。具体的には、日本版は成分が少なく過炭酸ナトリウム(酸素系)・炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)でできており、さらに無香料。一方、アメリカ版にはこれに香料と界面活性剤が入っています。
オキシクリーンで洗っているもの
- タオルやシーツ類
- 生乾き臭がとれない衣類
- ラグ類
- 浴室用品
我が家がオキシクリーンを衣類系の洗剤として使う時は、洗っても取れない生乾き臭を撃退したいときだけです。他の使い方は、浴室の椅子や洗面器、子供のおもちゃ類をつけ置き洗いするときにもオキシクリーンを使っています。
ちなみに、敷きパッドは麻素材を愛用中。麻は丈夫で肌触りが良く、乾きやすいので夏に最適です。
また、タオルは同じ色で揃えるとスッキリ見えますよ。
オキシクリーンの使い方
オキシクリーンの使い方は、とても簡単です。
- 40〜60℃のお湯で溶かす
- 水4L に付属スプーン1杯
- オキシ漬けは30〜2時間程度
オキシクリーンを溶かすお湯は40〜60℃
40〜60℃程度のお湯にオキシクリーンを入れて、よく溶かしくます。お湯を使う方がオキシクリーンが溶けやすく、汚れも落ちやすくなります。
オキシクリーンの液を作ったら、洗濯したいものを漬けます。洗濯物がしっかり浸るように、洗濯物に合わせた適切な大きさの容器を選びましょう。たとえば、ラグなどの大物は浴槽、服はシンク、靴下などの小物は洗面器を使うと便利。
オキシクリーンに漬ける時間は30分〜2時間
オキシクリーンに衣類系を漬ける時間は、30分〜1時間程度を目安にし、長くても2時間以上は漬けません。その理由は、素材を傷めてしまうから。長く漬けたほうが効果がありそう!と思うかもしれませんが、水がかなり黒くなったら汚れはだいぶ落ちているはずです。漬けるよりも、しっかりすすぐ方が効果的かと!
ウールラグを洗うときオキシクリーンの注意点
オキシクリーンを使うときの注意点について紹介します。とくに注意したいのは、ラグなどの天然素材のもの。高価なものだったり大事にしたいものならば、使わないほうが無難です。
でも、どうしてもしっかり洗いたくなるときがありますよね。そこで、我が家がオキシクリーンを使う時は以下のことに注意して使っています。
- ウールには向かないので極力洗わない
- 素材を傷めないように長くオキシ漬けしない
ウールラグはオキシクリーンで極力洗わない
ウールなどのデリケートな素材のものは、取り扱いに注意が必要です。基本的に天然素材では、オキシ漬けには向きません。オキシクリーンを使うと色落ちしたり、肌触りが変わってしまうのは覚悟しておいた方がいいです。
ウール素材は基本的にオキシクリーンは使えないのですが、玄関マットを自己責任で洗っています。色落ちが気にならない色味なこと、年中裸足で歩く子供たちの皮脂汚れと消臭対策、の2つが理由です。
オキシ漬けしたラグの水は、このとおり真っ黒!!
ウールラグをオキシクリーンで洗う目安
ウールのラグを洗うのは、1、2年に1回程度にしています。我が家が基準にしているオキシクリーンを使う目安は、以下のような感じです。
- アルカリ性の洗剤を浸して固く絞った雑巾でラグを拭く
- 中性洗剤を使う
- どうしても匂いが気になったらオキシクリーンを使う
汚れが気になったとき、①→②を試してみて、どうしてもダメなら③のオキシクリーンを投入する、といった具合で使っています。
ウールラグはオキシクリーンに長時間漬けない
オキシ漬けは30分から長くても2時間程度が目安ですが、ウールのラグを洗う時はあまり時間をかけずに洗うようにしました。
ウールは酸性で、オキシクリーンは弱アルカリ性です。さらに、匂いの元となる皮脂汚れも酸性なので、アルカリ性のオキシクリーンを使うと汚れ落ちには効果的です。でも、注意したいのは酸性のウールの油分も反応して、ウールならではの滑らかさが失われて素材を少なからず傷めてしまうこと。
そこで、ウール素材の汚れ落としには、極力アルカリ性の洗剤を使わずに中性洗剤を使うのがおすすめです。
中性洗剤でおすすめなのが、ウタマロ。
オキシクリーンの後洗濯から乾くまで
オキシクリーンで洗った後は、丁寧にすすぎます。ブラシで優しく擦り、黒い汚れた水が気にならなくなるまで4〜5回すすぎました。すすぎ終わった後は脱水ですが、我が家のラグは折り畳めないので洗濯機に入れられません。
そこで、手で押しながら水気を切った後は、天日干しで乾かします。ちなみに、夏場でも完全に乾くまで1日以上はかかりました。乾いた後の肌触りは、多少のゴワつきはあるものの、使用しているうちにすぐに気にならなくなります。
ラグを始めオキシクリーンで洗ったシーツやタオルは、目には見えない根深い汚れや匂いを洗い流すことができるので、洗いたてはスッキリ気持ちいいです!
まとめ:オキシクリーンでラグを洗濯!オキシ漬けは匂い消しに効果的
オキシクリーンでギャッベラグを手洗い!オキシ漬けは匂い消しに効果的、のまとめです。
日本版のオキシクリーンは、弱アルカリ性で環境に良い洗剤で、生乾きのなかなか取れない匂い消しにとくに効果があります。
本来なら、ウール素材のラグには向かないので自己責任になりますが、我が家はオキシクリーンで手洗いしました。
生乾きの臭いは本当に頑固なので、まだオキシクリーンを試したことがない方は、ぜひ試してみてください。