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エコキュート凍結で困る前に!お湯が出ない水は出るときの対処法

給湯管の凍結
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IHエコキュートを使っている人で、配管が凍結して水は出るのにお湯は出ない…そんな経験はありませんか。

全国的に大寒波に見舞われていますが、関東ですら最低気温が−4℃

関東なら凍結をすることはないだろうと思っていたのですが、なんと凍結してしまいました。

雪国でもないのに凍結するなんて…。しかも冬にお湯が使えないのは、かなり不便すぎます。

そこでこの記事では、エコキュートを使っているこのような方に向けて書いています。

  • 凍結予防をしたい
  • 凍結したらどうする?

凍結して困った!もう凍結させたくない!という人は参考にしてくださいね。

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わが家のエコキュートは?メーカーや使用年数

エコキュート取説

まずは、わが家の使っているエコキュートのメーカーと使用年数がこちら。

  • メーカー: タカラスタンダード
  • 使用年数:約11年

エコキュートの寿命は10〜15年と言われているので、わが家のは結構古め。

そろそろ壊れるかも…と思いながら使っているけど、何度か修理もしているのでまだまだ現役でいてほしいのが現状です。

もっとも効果的な凍結対策

凍結対策でもっとも効果があるのが水抜きです。

寒い地域に住んでいる方は水抜きという言葉を聞き慣れていると思いますが、関東在住の今、まわりの友達に聞いてもその言葉すら知らない人が多いんですよね。

それもそのはず、水道管を見ても不凍栓がついてない…(水抜きできない)

凍結予防運転を実施する

エコキュート設定

水抜きができないエコキュートで、どうやって凍結防止すればいいのでしょうか。

取説を確認してみると、凍結予防運転の設定があります。

凍結自動運転

これは湯船に水を入れておくだけで、自動的に凍結予防運転をして水を循環させてくれるというもの。

凍結予防運転はお風呂の配管のみ有効

ただし、この凍結予防運転はお風呂の配管のみの凍結に効果的なんです

大事なのが、この設定はお風呂の配管にのみ有効なので、すべての配管の凍結防止になるのではないということ。

つまり、水やお湯の配管は別に対策しなければ凍結してしまうかもしれないということなんです。

給湯管の凍結

そういうわけで、凍結予防運転をしていたわが家ですが、給湯の配管は凍結してお湯が出なくなってしまいました。

左に回してお湯を全開するようにしても、水一滴でません。

凍結したのは、わが家のすべての給湯(キッチン、洗面所、風呂場のシャワー)です。

ちなみに、水の配管はどれも無事でした。

わが家のエコキュートの取説にある凍結対策は、凍結予防運転のみ。

給湯配管の凍結解消までの対処方法

エコキュート外観

給湯配管が凍結してしまったので慌てて業者に確認し、気になることなど色々教えてもらったのでシェアします。

自然解凍を待つ

一番安全な方法は、自然に解凍するのを待つです。

というのも、自己流であれこれといじると壊れてしまう可能性があるからです。

日中も氷点下の場合は自然に凍結部分が溶けることはありませんが、0℃以上になる場合はいずれ解凍するので、それを待つのが無難とのこと。

わが家の場合、朝6時に凍結を確認し、その後解凍したのは当日(最高2℃)のお昼すぎでした。

給湯の配管が凍結!解凍するために試してみたこと

自然に凍結部分が解凍するのを待つのが一番とはいえ、場合によってはすぐにお湯が出ないと困る人もいますよね。

わが家の場合はそのような状況ではなかったのですが、凍結から5時間以上経ってもお湯が出ないのでだんだん焦り出しました。

そこで、自分で何かできることがないか色々試してみたので紹介します。

部屋を温める

部屋を温めれば配管も温まるので溶けるのではないか?

そう思って洗面所とお風呂場の空間をセラミックヒーターで暖めてみました。

配管部分に温風を当てたのではなく、ただ部屋を暖めただけですが、効果はありませんでした。

混合栓を温める

凍結対処法

続いて試したのは、お風呂場のシャワーの混合栓にぬるま湯のタオルを置いてみました。

熱いお湯をかけると逆に壊れる原因にもなるので慎重に試したけれど、これも効果を感じられず…

いきなり熱湯をかけると、配管が破裂するおそれがあるので要注意!

エコキュート本体の配管を温める

どこが凍っているのかわからないので、考えられることは色々やってみましたが、そもそも家のどの蛇口からもお湯が出ないということは、大元部分が凍結しているのでは?

そう思って取説を見てみました。

 

エコキュート取説

黄色い線が給湯配管で、地上に出ている部分のどこかで凍っている、と狙いをつけました。

そして赤字のバツ部分が一番凍りやすそうな部分。

エコキュート配管

そこで、外のエコキュート本体の構造を見てみると、このように配管がたくさんあります。

左から2番目にあるのが給湯の配管ですが、しっかりテープで保護されているので凍るようには見えませんでした。

エコキュート配管

そこでその配管をたどって、本体の確認窓を開けてみたのがこちら。

すると黄色の枠の部分がどうも怪しそう…

とはいえ、この部分にぬるま湯をかけたくないし、スペースもほとんどありません。

さてどうしよう…?

エコキュート配管と凍結対処法

そこで思いついたのが、ホッカイロを貼ったハンドタオルをパイプに巻きつけるというもの。

これでしばらく様子をみていたら、設置してから40分ほどで見事お湯が出るようになりました!

これが効果的だったのか、たまたま気温が上がったから自然と解凍したのか正直はわかりませんが…

この部分も保護した方が凍結対策にはなりそう!

水抜き不可の凍結対策は?

エコキュートの設定は凍結予防運転だけ、不凍栓がなくて水抜きもできない、そんなときはどうしたらいいのか迷いますよね。

給湯配管の凍結を目の当たりにして不便さと怖さを実感したので、考えれれる対処法を挙げてみます。

お湯を少量出す

業者に問い合わせて確認したところ、効果的なのはお湯の水を少量出しておく、とのこと。

戸建ての場合、お湯の出る栓は洗面所やキッチンなど複数ありますが、そのうちのどれか一つの栓から出せばいいのだそうです。

ただし深夜電力でお湯を沸かすため、お湯を出しているとタンクが満タンにならないので、ずっと沸かし続けることになるらしい…

電気代はかかりますが、凍結対策として割り切るのもあり!

高温のお湯を出してから寝る

北国の実家でやっている方法に、就寝前に蛇口からお湯を出すというのがあります。

最高気温が氷点下になる地元でも効果があるので、これなら簡単にできて一番コストがかからない方法だと思います。

朝型で就寝時間が早い人には不向きな方法ですが、夜型の人にはうってつけ。

就寝中に食洗機を回す?

これはまだ試したわけではないのですが夜間に食洗機を回すのも効果があると思います。

例えば、寝る前に予約をして数時間後に食洗機が動くように設定すれば、気温が冷え込む深夜に水を使うことになります。

関東なら数時間でいっきに配管が凍結することはなさそうなので、食洗機や洗濯機など予約運転を活用するのも予防策になりそうです。

効果があるのは、水栓が混合栓の場合。

まとめ|エコキュートの凍結で困ったときの対処法

関東在住でありながらエコキュートの給湯配管が凍結してしまい、かなり焦りました。

凍結を確認してから6時間後に解消しお湯が出るようになりましたが、今回のケースでエコキュートは意外と寒さに弱いと感じました。

使用年数が古いものなので、新しいものだともっと凍結防止がされているのかもしれませんが、エコキュートでも凍結します。

まだ寒波が続きそうなので、使い方を工夫して配管が凍結しないように参考にしてみてくださいね。

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