庭のみかんは収穫できるまでどのくらいかかるの?
このように、みかんを自分で育てている方は収穫できる日を待ち焦がれているのではないでしょうか。
そこで、庭のみかんの収穫から味見までの記録をご紹介します。
この記事では、次のようなことがわかります。
- 実がなるのは何年目?
- 収穫数は?
- 品種は?
- 味はどう?
庭でみかんを育てたい方、今まさに収穫を楽しみにしながらみかんの木を栽培している方は、ぜひ参考にしてくださいね!
初めてみかんの実がなったのは、3年目でした!
庭みかんの栽培記録からさっそくご紹介しますね。
- 2019年秋 植栽
- 2020年 実らず
- 2021年 数個、収穫!
- 2022年 実らず
- 2023年 数十個、収穫!
わが家の場合、初めてみかんを収穫したのは植栽から3年目でした。
これを機に毎年穫れるようになると思っていたのですが、翌年は実らず。
けれど、その翌年は倍以上のみかんを収穫することができました!
みかんを初めて収穫した数は3個!その翌々年は…
さて続いては、収穫数についてです。収穫数も木になるところですね。
初めて庭みかんを収穫した植栽から3年目に収穫したのは3個でした。
少ないですが、実がなってくれたことがうれしかった!
次の年はもっと実るとばかり期待していたのですが翌年は実らず、花は咲いたけれどなぜかすぐに落ちてしまうという残念な結果に。
ですが、この翌年は25個の大収穫。なんと初めて収穫したときの個数に比べると、8倍以上のみかんが穫れました。
庭みかんの品種は“せとか”
わが家のみかんは、ホームセンターで購入したものです。
その場にあった複数の品種の中から、耐寒気温や特徴などをスマホで調べながら決めました。
選んだ品種は、“せとか”。選んだ理由がこちら。
- 流通が少なく、希少性があること
- 糖度が高くて甘いこと
単純ですが、こんなみかんが家で穫れたら最高だな!と思ったからです。
ふらっと寄った道の駅で“せとか”を見かけたことがありますが、たった1個で約800円というお値段だったんです。
こんなめずらしくて甘いみかんがいつか庭で穫れるかもしれない、想像するだけでもワクワクしていました。
気になる庭みかんの初味は“超すっぱい”
植栽5年目には花がいっぱいつき、咲いた後は小さなみかんの赤ちゃんがたくさん残りました。
そのまま順調に育ち、だんだんと実が膨らんできました。
12月になるとせとかの実はオレンジ色に色づくのですが、収穫時期は1〜2月です。
できるだけ成熟(木に実っている状態で熟すこと)させてから摘み取ったのが1月中旬すぎ。
まずは1個を家族みんなで分け合って味見を。
摘み取ってからすぐに食べてみましたが、これがもう酸っぱいのなんの…。
一粒食べただけで顔全体がゆがんでしまうほど酸っぱくて、また口にするのは勇気がいるレベルでした。(結局食べられなかった…!)
甘くする方法
“せとか”って甘いはずなんじゃないの?そう思って調べてみると、収穫してすぐに食べるのはNGみたいですね…。
収穫して数日置いておく、追熟が必要なのだそうです。
追熟した“せとか”はジューシーでとろける甘さ
追熟は、常温で数日おくだけという一番簡単な方法で試してみました。
追熟を3日、7日、2週間以上と時間を変えて食べ比べましたが、日をおくほど甘くなるという結果に。
わが家の“せとか”は、オレンジとみかんを合わせたような味わいと食感。
果皮にシワができて、フワリと柔らかくなって熟しすぎかな?と思った頃合いが、一番甘く感じました。
さて、次の収穫はどうなる?
わが家のみかん栽培(収穫から味見まで)の5年間の記録について紹介しました。
庭で育てている“せとか”が初めて収穫できたのは、植栽から3年目。
それなりに穫れるようになったのは5年目でした。
たくさん穫れると、収穫も食べ比べも楽しみがいがあります。
またいっぱい収穫できるほど実りますようにと、来年度に期待です。