調理の見栄えもよくしてくれて、時短にもなるスライサーはキッチンには欠かせません。
でも手頃なものだとすぐに壊れてしまい、なんども買い替えている方もいるのではないでしょうか?
わが家も先日壊れてしまい、新調することに。そして出会ったのが、レズレーのスライサーです。
プロの料理家の方が愛用していることが多いので、料理好きなら一度は聞いたことがあるかもしれませんが、難点は値段がお高めなこと。
そこでこの記事では、レズレーのスライサーについて徹底レビューします!ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ステンレス製のスライサーを選ぶなら?おすすめはドイツ製レズレー
こちらが、念願のレズレーのスライサー。オールステンレスなので、さすがスタイリッシュですね!プロも愛用しているのも納得です。
まずは、レズレーについて簡単にご紹介します。
レズレーはどんなメーカーなの?
レズレーは1888年にドイツで設立され、130年以上も愛され続けてるメーカーです。
歴史もさることながら、600種類以上の器具を取り扱っているので、これだけでも実績はゆうに想像できますね。
調理道具にステンレスを初めて取り入れたメーカーでもあり、ステンレスの中でも18-10という硬度が高い合金で作られています。
プロ使用にこだわり、デザイン性や機能性、さらに耐久性までをあわせもっているのがレズレーです。
ステンレス製レズレーのスライサーを徹底レビュー!
それでは、さっそくレズレーのスライサーを試してみましょう!
切れ味
スライサーにはケガを防止するためのガードがついている場合も多いですが、慣れているからと使わない方もいるはず。
私もそうでしたが、慣れるまでは必ずハンドガードを使うことを強くおすすめします。
なぜなら、使い始めてすぐに手を切ってしまったから……(笑)自分で招いた結果ですが、切れ味を身をもって体験しました。
じゃがいもやにんじん、もっと固いごぼうも簡単にスライスでき、サクサク切れると気分があがります。なにより楽しい!
大きさ
想像はしていたものの、実物を見たときの感想は「さすが海外製!」。幅はあまり変わりませんが、ハンドルが長いので海外ならではのサイズ感です。
通常のスライサーよりも厚さもあるので、引き出しにしまうのも幅を取るし、フックに釣り下げるとしてもけっこう目立つかと。
もっとサイズが小さいほうがベストでしたが、わが家がなにより優先したいのは丈夫で壊れないこと。なので、大きさには目をつむりました。
重さ
重さは、378g。プラスティック製に比べると重いですが、重みがあるほうが安定感があるので個人的にはまったく気にならないレベルでした。
スライサーそのものが大きいので、写真のように鍋やボウルに置くと使いやすいです。手で持ったとしても、足部分は調理台などにつけるので重みは気にならないでしょう。
特徴
レズレーのスライサーの特徴は、スライスの厚さが調節できること。刃のサイドに調節ネジがついているので、クルッと回してお好みの厚さに合わせます。
数字は0~5ですが、数字と数字の間にも合わせられるので、11段階のカットが可能です。
使い始めはネジが固いですが、使っているうちに馴染んでくるのだとか。でも緩くなりすぎても困るので、少し固めのほうが個人的には安心!
レズレーのスライサーは耐久性が抜群!
レズレーのスライサーはステンレス製なので、プラスティックに比べて耐久性は抜群です。
プロ仕様ということもあり、最低でも10年はもつように作られているんだとか。
プラスチック製のスライサーはいつか寿命がくる…わが家の寿命は5年
わが家がこれまで使っていたスライサーはプラスチック製で、カットの厚さを調整できるタイプのものです。
数年たっても切れ味がいいので、まだまだ現役のはずでしたが、あるとき厚さを調節するネジの部分が外れてしまいました。
そして、一部のパーツがそのまま行方不明になって調節不能に…… 。
パーツをなくしさえしなければ元に戻せたのかもしれませんが、それもできず不良品になりました。
千切り用のスライサーもまた、プラスティック製を使っています。
残念ながらこちらも、プラスティックが本体の真ん中あたりからパックリ割れて、真っ二つになってしまいました。
他のスライサーもチェックしてみると、一見無事に見えましたが、こちらも刃物の近くのプラスティックに亀裂が入っていました。
負荷がかかりやすい部分なので、壊れるのはもはや時間の問題……
レズレーのスライサーにもいろいろある!アジャスタブルを選んだわけ
レズレーは調理器具が豊富なので、スライサーとってもいろんな種類があります。だからこそどう違うのか迷ってしまい、選ぶのは意外と大変です。
レズレーのスライサーが欲しい!でもどう選べばいいの?という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アジャスタブル
私が選んだのがこちら。シンプルに輪切りにするスライサーです。手を切らないように、ハンドガードが付属しています。
コース
3種類の千切りができるもので、私がアジャスタブルと迷ったのがこちらです。価格がほぼ変わらないのに、3枚で1セットになっていてお得感があります。
一手間かかりますが、アジャスタブルで輪切りにしてから包丁で切れば、千切りもできるけれど、逆はできない、それが決め手となってこちらは断念。でも、いずれは欲しい!
Vブレード付き
アジャスタブルと違う点は、刃がV字型になっており、より少ない力でカットできること。トマトすら極薄にスライスできるらしい!調整は5段階です。
スライサー3面
輪切りや千切りなど、3種類のカットができる一体型のもの。ただ、キッチンにゆとりがないと、あきらかに不自然に見えそう。完全に海外仕様向きかな。
ステレス製のスライサー日本製を選ばなかったわけ
レズレーは海外製ですが、燕三条など日本製のステンレス製品も負けてはいません。
国産は信頼していますし、できるなら日本製のスライサーがいいなと思っていました。
それなのになぜ国産ではなく、海外製のものを選んだのか疑問に思う方もいるかもしれないので紹介しますね。
カットの厚さを調整できるものがない
やはり日本製は品質の上でも信頼しています。じゃあ、なんで日本製を選ばなかったの?にお答えすると、本体がステンレス製で国産のスライサーがほぼないからです。
もともと使っていたスライサーも日本製でしたし、プラスティック部分は壊れたけれど、切れ味は満足していました。
でも本体もステンレス製のものをとなると見つからず、購入するか迷ったのはヨシカワのスライサーのみ。
オールステンレスなので耐久性は申し分なさそうだったのですが、難点はカット厚さの調整ができないことでした。
レズレースライサーのデメリットをあげるとすればどんなこと?
いいことばかりではなく、デメリットも考えてみました。
やはり、まだ慣れないのが大きさ。少量をスライスしようと思ったときに、サクッと使えるサイズ感じゃないかも。
慣れていないだけかもしれませんが、通常のスライサーの方が手軽でした。
切る量に対して、洗う方が手間に感じてしまい、カットしたいものがたくさんあるときに使うほうが断然向いているのかなと。
ずっと愛用していきたい!レズレーステンレス製スライサー は買って損なし
スライサーは時短にもなるうえ、料理の出来栄えも良くしてくれて出番も多いです。
とはいえ、いいお鍋を買えてしまうくらいの金額をスライサーにかけることにはためらいがありますよね。
わが家も同じでしたが、プラスティック製のスライサーが壊れるたびに丈夫で長く愛用できるものに魅力を感じざるおえなくなりました。
レズレーのスライサーはまだ使い始めて日が浅いけれど、プロの料理人からも愛用されているだけあって、切れ味デザイン性ともに大満足!
あとは手入れを惜しまず、大事に使っていくだけです。