ステンレスの鍋の傷が気になる、どうにかしたいと悩みがある方に向けた記事です。
愛用しているGeoプロダクトはオールステンレス製の鍋。1つあれば重宝する一生モノですが、でも長く使っていると、鍋底にはいつの間に傷がたくさん…
いくら一生モノとはいっても傷が気になって、ちょっとテンションが下がってしまいます。
このように傷がたくさんついてしまったステンレスの鍋を我慢して使っていたり、買い換えたいと思ったりしていませんか。
でも、この傷ってキレイに落とすことができるんです!
そこで、この記事ではステンレス製の鍋に付いた傷落としについて詳しく紹介します。
- 傷がついてしまったステンレス製の鍋を復活させたい
- ステンレス製の鍋をキレイに気持ちよく使い続けたい
このように考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
ステンレス製の鍋の傷
こちらが傷ついてしまった鍋底。原因は、ハンドブレンダーによるものです。
ハンドブレンダーは食材を細かくペースト状にすることが得意な器具なので離乳食作りで多用していた時に、底に当たってしまって傷ついてしまいました。
子育てで余裕がなくしばらく見て見ぬふりをしていたものの、だんだん気になるように。せっかく一生使えるいいモノなら、状態もキレイに気持ちよく使っていきたいですよね。
ステンレス製の鍋傷落としに使うモノ
それではまず、鍋の傷を落とすために準備していきましょう。用意するのは、紙やすりと金属を磨くための研磨剤です。
- 紙やすり(#120〜#1500)※傷が深いほど粒子が荒い紙やすり必要
- 研磨剤(ジフなど)
紙やすりは数字が小さいものは粒子が粗く、大きいものほど粒子が細かくなります。
傷の状態によって使う紙やすりの種類は異なり、深そうな傷ほど粗めの紙やすりが必要です。
紙やすりはホームセンターで一枚数十円で買えますよ!
ステンレス製の鍋の傷落とし方法
紙やすりを準備したら、鍋の傷を落としていきましょう。
鍋に少量の水を入れ、紙やすりで磨いてきます。まずは粒子が粗すぎない#600くらいの紙やすりを使います。
いきなり傷を落とそうとせず、どの紙やすりでどの程度磨けるのか種類を変えながら磨いて感覚をつかんでくださいね。
わが家の鍋の傷はなかなか深そうなので#240から始めました。全体を磨きたいときは、木に紙やすりを巻きつけて使うと便利!
まず、鍋に少量の水を垂らして紙やすりで磨いていきます。そのまま直に削っていくと傷がつきやすくなりますが、水を使う方が滑らかに動かせます。
ただ、水が多すぎると紙やすりがふやけて磨けなくなってしまうので、水の量は少なくて大丈夫。
一度磨いた状態がこちら。まだ傷は全然取れていませんが、少しだけキレイになったような?それでも傷はまだまだ取れそうにないので、今度は#120でやってみます。
傷に集中するように紙やすりを当てたいので、直に手で擦ります。前よりも傷が目立たなくなってきたのですが、それでもなかなか取れない頑固な傷には#80も使ってみました。
ただ粒子が粗いとかえって傷をつける原因にもなるので、粗めを使うときは要注意!磨いては水で流して、傷を確認しながら根気よく繰り返します。
傷が目立たなくなったきたら、#600→#1000→#1500と目を細かくして磨きます。
最後に、研磨剤を使ってさらに磨くと写真のように真っ黒な汚れが出てきました。
わが家の鍋はかなり傷が深かったので#80、#120、#240も使いましたが、普通は#600 〜#1500ほどかと。傷に応じて紙やすりの種類は変えてくださいね!
傷が消えた!見違えたステンレス製の鍋
磨き終わった鍋の見た目がこちら。この通り、かなりキレイになりました!
Beforeと比べると一目瞭然ですよね。あんなに目立っていた傷は消え、使うたびに気になっていた傷はどこへやら。大満足の仕上がりです!
磨き終わりの一手間
紙やすりや洗剤を使って磨いたので、細かな金属や洗剤をキレイに洗い流すため、鍋いっぱいに水を入れ重曹を使って煮沸しました。
ついでにステンレス製のカトラリーも煮沸。重曹は焦げやくすみの汚れ落としになるので、ステンレス製品が見違えるようにキレイになります。
重曹は焦げやくすみ汚れに効く他、タオルなどの匂い消しにも便利!ちなみ、鍋底の虹色の汚れはクエン酸が効果的ですよ。
使い勝手は変化なし!
ステンレス鍋の傷を目立たなくなったのは、ステンレスの表面の傷を削って目立たなくなったからですが、傷をつけていることには変わりありません。
いくら見た目がキレイになったとしても、機能が失われては大変ですね。
そこで気になる磨いた後鍋の使い勝手が変わったのか使ってみると… 。少し心配でしたが、以前と変わらず問題なく使えました。
そもそもかなり深い傷がついている状態で使っていたので、使い心地は変わらなくて当然と言えば当然かも…ただ見た目は劇的にキレイに!
紙やすりで磨くのは最終手段!
もし傷がついたとしても紙やすりで磨けば目立たなくすることはできますが、傷つかないように使うのが一番です。
そもそもステンレス製の鍋には2種類あり、ステンレス素材のみで作られているのが単層、2層のステンレスに他の金属を挟んで何層になっているのが複層。
このように鍋の種類によって作りもスレンレス層の厚さも異なるので、紙やすりで削るのは最終手段!
しかも紙やすりを使うのはできるだけ回数を抑えた方がよいので、これから気をつけて使っていこうと思います…
ちなみに、Geoプロダクトは多重層ステンレス鍋。単層に比べると、熱しやすく冷めにくい高機能な鍋です!
まとめ|ステンレス製の鍋を復活させる!キレイに使い続けるための傷落とし方法
スレンレス製の鍋底について頑固な傷。取れないものだと思っていましたが、紙やすりを使ってキレイに落とすことができました。
上手に使えば一生モノのステンレス鍋。とはいっても何十年も使っていると、どうしても古びたり年季を感じたりしてしまうのはしょうがないことなのかもしれません。
でもメンテナンス方法を知っておくと、キレイな状態で気持ちよく長く使い続けられます。
20年も使っているのにピカピカと輝いた鍋を使っている、なんてとても素敵じゃありませんか?
ステンレス鍋の傷が気になった方は、ぜひ参考にして見てくださいね!
\Geoプロダクトの鍋は種類が豊富!/