わが家ではドドナエアを2本育てています。
ドドナエアは常緑樹なのに紅葉をする種類もあり、見た目が良く管理が楽なところからもおすすめしたい庭木の一つ。
今回は、ドドナエアを地植えと鉢植えの両方を経験したわが家のドドナエアの植え替えについて紹介します。
この記事はこんな人に向けて書いています。
- ドドナエアを鉢植えと地植えどちらがいいか悩む
- ドドナエアから地植えから鉢植えにする時の注意点
ドドナエアを鉢植えにするときの注意点を知りたい方や、ドドナエアを植えたいけど鉢植えと地植えのどちらがいいの?そんな疑問を持つ方は参考にしてみてくださいね!
ドドナエアを育てるなら地植え鉢植えどちらがおすすめ?
ドドナエアを選ぶ時、地植えと鉢植えのどちらにしたらいいか悩みますよね。
そこで地植えと鉢植えの両方の経験から思う、地植えにおすすめな人・鉢植えにおすすめな人はこちら。
地植えがおすすめな人
- ドドナエアが大きくなってもスペースを確保できる
- ドドナエアを早く大きくしたい
- 水やりの手間を減らしたい
ドドナエアは樹高はそこまで大きくなる木ではありませんが、成長速度が早いのが特徴。
なので、地植えするなら大きくなることを見越してスペースが確保できる方がおすすめです。
ドドナエアが小さい苗木の場合、早く大きくしたいなら鉢植えよりも地植えが向いていて、株を早く大きくすることができます。
ドドナエアの小さい苗だと1,000円ほどで買えますが、1m以上のサイズだと7〜8,000円するので、小さい苗木を安く手に入れて地植えで早く大きくするのがもっともコスパが良いやり方です。
また、地植えして根付いたら水やりはほぼ自然に任せることができるので、手間がかからないのは本当に楽ですよ。
地植えのデメリット
ただし、ドドナエアは成長旺盛なので剪定はある程度必要です。
わが家でもともと地植えしているドドナエアは樹高2mを維持するようにしているので、大体年に2〜3回程度剪定しています。
とはいえ、剪定にも強く樹形も崩れないのでお手入れは苦になりません!
鉢植えがおすすめな人
- コンパクトな大きさを維持したい
- 剪定の手間を減らしたい
鉢植えに向いているのは、コンパクトに樹形を維持したい人です。
成長旺盛といわれるドドナエアですが、鉢植えと地植えの両方で育ててみて思ったのは、成長速度が全然違うということ。
鉢植えの場合、ある程度大きな苗を買ってそれを維持していくのは良いかもしれませんが、小さい苗を鉢植えで大きくしようと思ったらかなり時間はかかります。
なので、小さな苗木を早く大きくしたいなら、やっぱり地植えがおすすめ。
成長速度がゆっくりな分、剪定の手間はかからなそうなのでその点は楽そう。
鉢植えのデメリット
地植えだと水やりはほぼ自然に任せられるので水やりの手間がありませんが、鉢植えの場合は水枯れにはとくに注意が必要です。
乾燥にも強い丈夫な木ですが、夏場の毎日の水やりは覚悟していたほうが良さそう…
剪定か水やりのどちらが自分にとって大変かを考えて、地植えか鉢植えを決めてもいいかも!
わが家のケース|ドドナエア鉢植え→地植え→鉢植え
わが家はドドナエアを2本育てていて、それぞれ地植えと鉢植えで育てていました。
一つを鉢植えにした理由はあまり大きくしたくなかったからでした。
鉢植え→地植えの理由
小さな苗木を鉢植えしていましたが、半年が経っても大きさがほとんど変わりません。
そこで、鉢植えをやめて一時的に地植えをし、ある程度大きくなったら掘り起こして鉢植えにしよう!そう目論みました。
そして予想通り、地植えしたドドナエアは大きく成長してくれました!
地植えしたばかりのころは、華奢だった幹も1.5倍ほどは太くなったかな?
地植え→鉢植えの理由
地植えしたら思った以上に立派になったので、時期的なことも踏まえて今秋鉢植えに戻すことにしました。
冬になるとだいぶ庭が寂しくなるので、その前にバルコニーに常緑樹のドドナエアを置いて、冬でも窓から緑を見えるところに置きたいと思ったのも理由のひとつ。
バルコニーに置くにはあまり大きすぎない方が良いので、今が最適と見越していよいよ掘り出し作業開始です!
ドドナエアを鉢植えに植え替える時の方法や注意点
ドドナエアを鉢植えにするときに気をつける点がいくつかあります。
- ドドナエアは移植可能?
- 植え替え時期は?
- 掘り出すときは?
- 植え替え後の水やりは?
移植可能
地植えしている植木によっては、植替えができない種類もあります。
例えばヒメシャラ、ミモザなどは地植えの場合、場所を変えたいと思っても移植に向きません。
でも、モミジやドドナエアは移植可能です。
植え替え時期
ドドナエアの植え替え時期は9月〜11月がおすすめで、暑すぎず、寒すぎない秋の時期が植え替えに向いています。
そこそこ大きくなった今がチャンス!と思って植え替えにチャレンジしました!
掘り出しは根本から少し離してスコップを入れる
植え替えるためにスコップで掘り出していきます。
注意することは根を傷つけないように、根本から離れたところにスコップをさすこと。
どのくらい根が張っているのかわからないので、慎重にスコップを入れます。
ドドナエアの掘り出しは簡単!
春先に大きさと比べるとかなり大きく成長したので、さぞかし根が広がって掘り出しが大変そうなを覚悟していました。
でも、根が全然深くなく、根の広がりも予想に反して全然大したことないです!
根の部分があまりなく、わりとコンパクト。
ドドナエアは支柱をした方が良いのですが、その理由は根があまり広がらないからなのでしょう。
根本から30cmほど離れたところから4箇所、深めにスコップ入れたら掘り出しはあっという間に終わり、とても簡単でした!
水やり
ドドナエアの掘り出したあとは鉢に植えて、たっぷりの水をあげます。
ここから数日は完全に土が乾ききらないように、少し湿らせた状態を意識しました。
ただ、10月とはいえ朝晩は冷え込むので、水のやりすぎにも注意が必要です。
1週間ほどは注意深く観察して、地植えしていたときの葉の様子と変わらなかったので植え替えに成功と判断しました!
ドドナエア地植えにしたときの成長速度
今年の春先まではドドナエアを鉢植えしていましたが、鉢植えでは思ったより成長が遅かったので、早く大きくなってもらうために地植えにしました。
今年4月に地植えして1ヶ月ほど経った写真がこちら↓
鉢植えしていたときは高さは40cmもなく、葉っぱも少なめでした。
そして10月、掘り出す直前の写真がこちら↓
約半年間地植えをしていたのですが、高さは100cmを超え、幅も倍以上広がって葉っぱの付きもかなり多くなりました。
高さも幅も約2倍以上!やっぱり地植えパワーはすごい!
まとめ:ドドナエアを地植えから鉢植えへ
ドドナエアを地植えから鉢植えにしましたが、問題なく植え替えることができました。
鉢植えから地植えするよりも逆のパターンは難しそうなので、内心ヒヤヒヤしましたがそこまでの心配は無用でした。
早く大きくするために、一時的に地植えするという実験的な試みは大成功!
ドドナエアを早く成長させたいなら地植えで育てるのが効率良いので、気になった人は試してみてくださいね。