家電が急に壊れて使えなくなってしまった、そんな経験が誰でも一度はありませんか。
そういうわが家は先日、洗濯機が壊れました。
朝いつも通りの洗濯を終え、そのときは何も問題なかったのに、夜に洗濯しようとしたら動かない…!
後で知ることになったのですが、洗濯機の下にキャスター台を置いて使っていたことが故障の原因だったかもしれないことが判明…すごく後悔しています。
だんだん暑くなり子供たちの服の洗い替えが増える時期、洗濯機がないのは本当に困りもの。
次の日慌てて家電量販店に駆け込んだのですが、そこでまたしても予想外のトラブル。
トラブルが重なったことで、初めて知った洗濯機事情もいろいろありました。
そこでこの記事では、梅雨入り前の大事な季節、洗濯機が壊れる前に知っておいた方が良いことをシェアします。
- 洗濯機の下にキャスターを置いて使っている人、使おうとしている人
- 洗濯機が急に壊れたら困る
- できるだけ長く洗濯機を使いたい
- 洗濯機の買い替えに悩んでいる
このように思っている方に、洗濯機の取り扱いに注意した方がいいこと、洗濯機の裏事情についてもまとめました。
気になる方はぜひ、参考にしてみてくださいね!
洗濯機の下にキャスターを置いて後悔:故障の原因は?
我が家がこれまで使用していたのは日立のビートウォッシュ、縦型の洗濯機では一番人気がある機種です。
調子が悪くなった当日、朝普通に使えてた洗濯機がなぜか夜に回したら動かず…
エラー表示は基盤の不具合で、脱水がかからない状態になりました。
洗濯物をいったん取り出し、入れ直してから脱水をかけてみてもダメ、電源を入れ直したりコンセントを抜き差ししてもダメ。
つい数時間前まで使えてたのになんで突然‥?!と思いながら、洗濯槽を自力で回してみます。
すると、洗濯槽とその裏にある何かが擦れるような音がして、引っかかっている模様。
隙間から物でも挟まったのかと思いできるところまで分解してみましたが、結局、素人では洗濯槽の裏側にはどうやってもアクセスできずお手上げでした…
洗濯機の下にキャスターを置いて後悔:洗濯機の裏事情
翌日、量販店に行って修理について聞いてみることに。
洗濯機の買い替えも視野に入れつつ修理をしようと思って聞いてみると、色々わかったことがありました。
- 故障の修理は高額
- 洗濯機の寿命は7年
故障の修理は直らなくても高額
壊れた箇所にもよりますが、わが家みたいに基盤が壊れた場合、洗濯機を大掛かりに分解しないと、どこがどう壊れているのかわからないのだそう。
新たに新品を購入するよりは、修理した方が目先の費用は抑えられますが、基盤の故障だと修理代は4〜5万円かかるらしい…
もし直らなかったとしても分解の作業料や出張料は請求されるので、どちらにしても数万円かかるとも。
直るならともかく、直らないのに数万円も払うかもしれないリスクをどうとろう?
今回修理しても今の洗濯機はもう6年以上使っているので他のところで不具合がでるかもしれない、そう思って修理ではなく買い替えの方を検討することにしました。
洗濯機の寿命は7年
ところで、洗濯機の寿命って知っていますか?なんと7年なんだそうです。
かなり短いと思いませんか?
大型家電は10年以上もつでしょくらいに考えていたので予想外でした…
しかも寿命が7年というのは、洗濯機の使用頻度は1日1回を想定した場合なので、もし1日に2〜3回に使用する場合だと、もっと寿命は縮まるとのこと。
わが家の頻度は平均すると1日1回、約6年半で壊れたのですが、メーカーサイドから言うと「少し早いけど、まぁそんなものかな」ということでした。
でも、7年ってやっぱり短いですよね。
ちなみにここで肝なのが、どの洗濯機のタイプでも寿命は7年で変わらないということ。
洗濯機には縦型(洗濯のみ)、縦型(洗濯+乾燥機能付き)、ドラムの3種類あり価格も様々ですが、どれも寿命の想定は変わらず7年!
大きさにもよりますが一番安い縦型洗濯機だと3万程度なのに、ドラム型だと20万円以上します。
価格が大きく違うのに、寿命はどれも7年だなんて…
なので、これから洗濯機の買い替えをする予定の方は、洗濯機の寿命である7年間隔での買い替えを想定して、洗濯機をどのタイプにするか選ぶことをおすすめします。
洗濯機の下にキャスターを置いて後悔:キャスターを置いてる人は要注意かも?
いよいよ搬入当日。今回購入したのは、パナソニックの縦型(乾燥機能付き)です。
まず古い洗濯機を撤去し、新しい洗濯機を設置してもらったのですが、そのときに業者の方に「このキャスター台どうします?」と聞かれました。
そう、わが家ではこれまでキャスター台の上に洗濯機を載せて使っていたんです。
というのもキャスター台に載せると、掃除する時とてもラクなんですよね。
なので、またそのキャスターの載せてほしいとお願いしたのですが、
「洗濯機をキャスター台に載せるのはメーカーから推奨されてないんですよ。だから、僕たちは乗せられないんです」と衝撃の事実を知ることに…!
なんとキャスター台に乗せることで使用中の洗濯機の振動が大きくなり、故障の原因になるらしいことが判明。
あとから説明書を確認してみましたが、説明書にもしっかり書いてありました。
洗濯機の下の掃除がラクにできるようにと洗濯機を乗せる用途で売られているものなのに、そもそもキャスター台がNGなんて。
洗濯機は高額なのに、すぐに壊れてしまっては困るので慌てて撤去。
キャスターがあると掃除も楽だし、洗濯機の後ろになぜか落ちてしまう子どもの靴下を取る時も便利なのですが、これを機にきっぱり諦めました。
なぜそういうものが普通に売られているのか不思議ですが、7年経たずに壊れた洗濯機を思うと、もしかしてこれが故障の原因だったのでは?という思いが、頭から離れず…
なので、故障の原因になるとも知らずに、もし洗濯機の上にのせて使っている方は要注意。
念の為、お使いの洗濯機の取り扱い説明書を再度確認してみることをおすすめします。
業者の方によると、掃除などでどうしても洗濯機を嵩上げしたい場合は、”ふんばるマン”のようなものを使うといいのだとか。
洗濯機の下にキャスターを置いて後悔:まとめ
急に洗濯機が壊れて、洗濯機について知った裏事情はこちらです。
- 故障の修理は高額
- 洗濯機の寿命は7年
- キャスター台はNG
一番衝撃だったのはキャスター台のこと。
洗濯機の周りの掃除が格段とラクになるキャスター台は本当に便利だったのですが、故障の原因になると知って即撤去しました。
大型家電の買い替えは大きな出費になるので、できるだけ長く使っていきたいものです。
急に洗濯機が壊れたら大変なので、キャスター台を使用している方は今一度、取扱説明書をチェックしてみてくださいね!