新品のステンレス鍋を購入したら、すぐに料理を始めてもいいの?そんな疑問はないでしょうか。
待ちに待ったステンレス鍋を使いたい気持ちを抑え、すぐに使いたくなってしまうかもしれません。
でも、そこにちょっと待った!ピカピカのステンレスの鍋を気持ちよく使い続けるためには、大事な一手間があるんです。
それを最初にやるかどうかで、使い心地が変わってきます。
この記事では購入したばかりの新品のステンレス鍋で調理する前に、必ずやってほしいことを紹介します。
加熱前に必ずやること
ステンレス鍋に惚れ惚れ。なんてキレイなんでしょう!ステンレス鍋をせっかく手に入れたのだからと、すぐに使いたくなってしまいますが、まだ少しガマンです。
なぜなら、使い始め加熱前に必ずやることがあるからです。
洗剤・酢・水を1:1:2で混ぜた液を作って洗う
ちょっとしたことなのですが、これがとても大事です。
やり方は後述しますね。
なぜ最初に酢洗いが必要なの?
たったこれだけ?ってほどやり方は簡単!そもそも、どうして酢+洗剤+水の液で予洗いするのでしょうか。
ステンレスはとても丈夫な素材ですが、表面に不動態皮膜(ふどうたいひまく)という薄い膜があります。
この膜があるからこそ、「サビにくく耐久性があって長持ちする」わけなのですが、新品の状態では、製造時の油分や微細な金属粉が残っていることもあります。
そして、そのまま何もしないまま使うと、次のようなことが起こる原因になりかねません。
- うっすら曇る
- 虹色に変色する
- ムラが出る
そうなんです……ステンレス製のスタイリッシュでかっこいい姿が損なわれてしまうんですね。
そこで「お酢」の登場です。
お酢は、表面をやさしく整え、不動態皮膜を安定させる働きをします。
最初に酢洗いをするという一手間をかけてあげることで、ステンレス本来の力を引き出すことができます。
やり方は簡単!
どこのお宅にもある手頃なモノたちやり方はなにも難しいことはありません。
用意するのは、お酢と食器洗い洗剤、そして水。
たったこれだけなので、家庭にあるものですぐにできますね。
【やり方】
① 洗剤:酢:水=1:1:2で液をつくる ※だいたいで大丈夫です
② 柔らかいスポンジでやさしく洗う
③ しっかりすすぐ
ゴシゴシこする必要はなく、普段の洗い物をする要領でまったく問題ありません!
さて、下準備は完了。これで気持ちよくスタートできます。
いざ調理!最初は慣らし運転「茹でる」から
料理の基本は茹でる酢洗いのあとは、さっそく使っていきましょう。
でも、ここでも一つ注意があります!
火力の強めの料理をしないこと
つまり、焼き物や炒め物、揚げ物はまだやりません。
ついついステンレス製の性能を試して焼き物をしたくなるかもしれませんが、まだもう少しガマンです。
わが家のケース:お湯沸かしからスタート
わが家の場合、新品のステンレス鍋の使い始めは、ピカピカすぎて眺めていたい気持ちになって少し勇気がいるので、まずは手始めにお湯を沸かしてみました。
このとき普段使っているお鍋と、どのような違いがあるのか探りながら使ってみると楽しいですよ。
- どのくらいで沸騰するのか
- 持ち手はどれくらい熱くなるか
新品のステンレス鍋に慣れるまでは、鍋のクセを知る時間と捉えて、無水調理で温野菜を作ってみたり、煮物をしてみたりするのがおすすめです。
焼き物や炒め物をするときは、2~3回使ってみた後から試すようにしましょう。
ステンレス製はタフさも魅力
ステンレス鍋の使いはじめの一手間があると知ると、「ステンレスの鍋って繊細そうで扱いにくい」と思ったかもしれません。
でもステンレスの鍋は、コーティング系の鍋とは比べ物にならないほどとても丈夫。
たとえば、次のようなことも余裕でできるので安心してくださいね。
- 金属製のヘラやフライ返しもOK
- 金属箸もOK
- 金属たわしでガシガシ洗える
- 焦げても磨けばピカピカに
テフロン製のように、削れないかを心配する必要はないから安全だし、とても衛生的。
最初だけ、ほんの少し慎重に
この一手間をやるかやらないかがその後の分かれ道最初の一手間を忘れないで上手に使っていけば、ステンレス製の鍋は何十年と長く使っていけます。
そのためにも迎えた瞬間がとても大切です。
ステンレス鍋は扱うのがむずかしいと敬遠する方もいるかもしれませんが、コーティングされた鍋と違い、あなたの暮らしのなかで良き相棒となってくれることでしょう。
新品のステンレス鍋を手に入れたのなら、火にかける前にぜひ試してみてくださいね。
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