お子さんのいるご家庭にとって、七五三は大きなイベントのひとつです。なんといっても子どもの着物姿はかわいいので、しっかり写真に残したいですよね。
でも、どうやって撮影しようか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
「写真は絶対スタジオで撮る」と決めている方は迷うことはありませんが、スタジオ撮影になんとなく違和感がある方もいると思います。
実をいうとわが家もそうでした。ちなみにわが家は、上の子をスタジオで撮影し、下の子は自分で撮影しています。
そこで、この記事ではどちらも経験したわが家の体験談をご紹介。七五三の写真を自分たちで撮影しようか迷っている方はぜひ参考にしみてください!
七五三の写真はスタジオ撮影しないで自分で撮る?そのきっかけ
七五三の写真をスタジオ撮影するか、はたまた自分で撮ろうか迷ってこちらの記事にたどりついたはず。そこで、なぜ自分で撮影しようと思ったのか、そのきっかけを簡単にご紹介しますね。
七五三はスタジオ撮影が当たり前だと思っていた
わが家は子どもが2人。上の子をスタジオで撮影しました。このときは七五三が初めてでスタジオで撮影するものだと思っていたので、迷いはありませんでした。
当日の流れは、スタジオで撮影し、その後着物姿(レンタル)のまま神社で参拝。このときスタジオではプロのカメラマンに、神社での写真は自分で撮りました。
スタジオ撮影した七五三の写真と自分で撮影したものを比べてみると?
プロのカメラマンに撮ってもらった写真の仕上がりに、一切の不満はありませんでした。あどけないかわいい子どもの表情や姿をしっかり写真に残せたと思っています。
写真は六切りのアルバムにしてそれぞれの両親にプレゼントしましたが、とても喜んでもらいました。ただ、その写真をわが家で飾っているかというと、写真立てにあるのは自分で撮った写真です。
現像は、もっぱらしまうまプリントを愛用中!
七五三の写真はどういう写真を撮りたいのか次第
この時の経験から、七五三の写真をスタジオ撮影にするのか自分たちで撮るのかは、どういう風に撮りたいのか、どういう写真が好みなのか次第、と感じました。
たとえば、しっかりセットされた空間でかっちりした写真が好みならスタジオ撮影。屋外の写真の方が好きでオリジナル感がほしいなら自分で撮影する、など。撮影する腕に自信がなければ、屋外でもプロのカメラマンにお願いする方法もあります。
なかには両親の意向などによってスタジオ撮影一択の場合もあるでしょうが、家族みんなで納得していればスタジオ撮影しなくても、形にこだわらず自由でいいんです!
七五三の写真をスタジオ撮影しないで自分で撮った場合のメリット
わが家の場合、上の子をスタジオで撮影し、下の子の七五三写真を自分で撮りました。どちらも経験して感じた、自分で撮った場合のメリットはこちら。
- トータルのコストが安い
- 予約がいらないので自由がきく
- 好きな場所で撮れる
- 飽きやすい子ども向き
トータルコストが圧倒的に安い
自分たちで撮影しようと思っている方にとって、コストをできるだけ抑えたいという気持ちもあるでしょう。手間はかかりますが、やっぱり自分たちで撮影した方が断然安く済みました。
スタジオ撮影の場合は、レンタル衣装や着付け代などを含めて平均相場は3〜5万円です。上の子のときは私も母の着物を着たので、着付けやヘアセット代などこれ以上にかかりました。
かたや自分たちで撮った場合は、かかった費用は子どもの着物代と着付け代、六切りサイズの現像代、アルバム代などです。着物は後にフリマサイトで売ったので、トータルで1万円もかかっていないかも?
予約がいらないので自由がきく
七五三はスケジュールが意外とタイト。撮影関係の予約に参拝予約、食事会をするならお店の予約など、手配しなければならないこともたくさんありますよね。シーズン中はとくに希望のスタジオの予約が取れなくて困ってしまうことも…。
好きな場所で撮れる
「七五三の写真は絶対ここで撮りたい!」そのような場所がありますか?わが家の場合は、神社の他に、地元にあるきれいな海辺で写真を撮りたかったのではしごしました。自分で撮影する方が自由度がきくので便利です。
飽きやすい子ども向き
わが家の子どもは超がつく自然児。幼稚園では毎日どろんこになって遊び、相棒は虫網み。服やおしゃれにまったく興味がなく、おめかしした格好で時間が持つような子では正直ありません。
だからこそ七五三の撮影をいかに時短するか、は悩みの種でした。歩きにくい着物姿で「はい、笑って〜!」なんて言われても嫌なものは嫌だし、笑えるわけないのはわかってるんです。でも、やっぱり一生に一度のことなのでいい写真を残したい!と思うのは親心。
七五三写真を自分で撮る〜その体験談
七五三 撮影する時期は?時期はずれでも大丈夫?
七五三は11月がシーズンですが、10月に早撮りしたり12月に遅撮りしたりする方も増えました。でも、春や夏などまったくの時期はずれにやるのはどうなの?と疑問に思いませんか。
結論は、やる時期に決まりはありません。なので七五三は、春だろうが夏だろうが自分たちの都合に合わせてやって大丈夫なんです。
わが家の場合は、どうしても撮影したい場所が実家の近く(しかも遠方)だったので、帰省に合わせて撮影しました。そんなわけで、撮影したのは8月です。
スタジオ撮影した七五三の写真と自分で撮った写真の違いはどう?
スタジオ撮影と自分で撮った写真を比べてみると、撮影の技術の違いはあるものの、それぞれに良さがあり、自分で撮ったものでも十分満足しています。
左側がスタジオ撮影、右側が自分で撮影した写真(※わざとぼかしています)です。顔がピンボケさえしなければ、写真を編集で明るさやコントラストなどを調整すれば素人でもそれなりに見えます。
自分で撮った七五三の写真を見た両親の反応は?
写真は六切りサイズで現像して、アルバム台紙に貼り付けて自作。上の子と同じく、それぞれの両親にプレゼントしました。
六切りサイズももちろんしまうまプリント
七五三の写真を自分で撮影する!向いている人は?
七五三の写真を自分で撮る方に向いていると思うのは、こんな方です。
- 写真を撮るのが好き
- オリジナリティある写真が撮りたい
普段から子どもの写真を撮り慣れている、いろいろな写真を撮るのが好き、などカメラ好きなら自分で撮影できる、と個人的には思います。
今やiPhoneのカメラは、デジタルカメラに負けないくらい性能がいいので、わりと新しい機種ならiPhoneでもきれいな写真が撮れるはず!
七五三の写真はスタジオ撮影しなくても十分満足!
スタジオ撮影、自分たちで撮影をどちらも経験しましたが、それぞれに良さがあると感じています。どちらの場合も、宝物。自分たちで撮ろうと思っている方は少数だと思いますが、わが家のようなパターンもあります。素敵な七五三の写真が撮れますように!