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シマトネリコの花なんで咲かないの?時期や条件などを考えてみた

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うちのシマトネリコの花、いつ咲くの?
あるとき、うちの子に聞かれました。

わが家のシマトネリコはもうすぐ4年になり、大きさも十分。それなのに、今まで花を咲かせたことがありません。

でも調べてみると、そういう疑問にぶつかっている方はけっこういるみたいですね。

シマトネリコの花がなんで咲かないんだろう…

実はシマトネリコの花が咲かない理由は、いろいろあります。そこで、わが家のシマトネリコを例に、開花時期や条件などについて深掘りしていきたいと思います。

シマトネリコに興味がある方、実際に育てている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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わが家のシマトネリコは4年目

シマトネリコ花 わが家のシマトネリコは、地植え4年目の株立タイプ。細くて小さかった数年前とはまるで違う姿になりました。

根本の幹は二の腕よりも太く、現在の樹高4mほど。2階の屋根よりも高くならないように剪定して高さを調節しています。

シマトネリコの花の時期は?

シマトネリコの花の咲く時期は、6〜7月白いフサフサしたような花をつけます。

花の形がそのものがかわいいタイプではありませんが、遠くから見たときにパッと周りを明るくしてくれて、涼しげに見えるのが魅力的です。

本来ならもうとっくに花が咲く時期で、毎年楽しみにしているのですがまだ一度も花を咲かせたことがないわが家のシマトネリコ。

かたや、シマトネリコを植栽している近所の住宅地では、ほとんどのシマトネリコが花をつけていました。

なんでうちのシマトネリコは花が咲かないの…?

シマトネリコの花が咲かない理由として考えられること

シマトネリコ花シマトネリコの花が咲かない理由には、いろいろあります。わが家のシマトネリコの花が咲かない理由は、次のどれかだと思っています。

  • オスの木
  • まだ木が若い
  • 子孫を作る必要がない
  • 花芽を剪定してしまった

花が咲かない理由①オスの木には花が咲かない?

シマトネリコの花が咲かない理由として、オスの木には花が咲かないといわれています。

シマトネリコは、雌雄異株(しゆういしゅ)の樹木なのですが、代表的なものにイチョウの木があります。イチョウの木にもオスとメスがあり、銀杏がなるのはメスの木のみ。

シマトネリコもオスの木とメスの木がそれぞれ分かれているのですが、花が咲くのはメスの木で、オスの木の場合には花がつかないらしいんですよね…

シマトネリコがオスなのかメスなのか、その明確な見た目の違いはありません。

でも、話がややこしくなるのですが、オスの木でも花が咲くといっている方もかなり少ないんですがあるんですよ…。

しかも、シマトネリコはたいてい5、6本が集まった株立タイプで売られていることが多いので、そのすべてがオスの木という確率って、相当低いんじゃないか…とも思うんです。

なので、オスの木が花が咲かないというのが真実だとしても株立の場合、いつかどれかは花を咲かすのではと期待しています。

ネット上でも本でもいろいろ調べてみましたが、オスの木は花が咲かないというのは本当かどうか正直わかりませんでした…

花が咲かない理由②木が若い

シマトネリコの花が咲かない理由として、木が花を咲かせるほど成長していないことも挙げられます。

まだ植えたばかりで幹も細く、樹高もあまり高くない場合は、こちらが当てはまるかも。

花が咲かない理由③子孫を作る必要がない

お花は見て楽しめるものですが、植物にとってお花を咲かせる一番の理由は、子孫を残すことですよね。お花を咲かせて種を作って増やしていく、そういう過程が植物にはあります。

ここからは憶測ですが、お花を咲かせる条件には「子孫を作らないとやばいぞ…」と植物自身に感じてもらうことも大事なのかと。

植物にとって剪定すると、新芽を次々に出すもの花つきが良くなるもの、逆も然りですが、いろいろあります。

シマトネリコにとって今の状態に満足していると、花つきが緩慢になるということもあるのかもしれません。

花が咲かない理由④花芽を剪定した

シマトネリコは成長旺盛な木なので、わが家の場合、地植えして3年ほどで屋根の高さに到達しました。

育ててみると、その爆発的な成長速度は衝撃でしたが、剪定時期を選ばず強剪定にも耐えるほど丈夫なのがいいところ。

そんなわけで、密になって風通しを良くしたいときや、高さを抑えたいと思ったときにいつでも剪定したのですが、これが花が咲かない原因だったかもしれません。

というのも、シマトネリコの花が咲く時期は6〜7月なので、春、暖かくなって新芽が伸びてくる4〜5月に剪定してしまうと、花芽を切っていることになるんですね。

とはいえ実際育てている方は知っていると思いますが、シマトネリコが大きくなると、切っても切っても追いつかないほど成長の勢いがすごいんですよ。

それにあわせて年々剪定する量や回数も増えるので、なるべく手間を減らすため剪定の仕方も大胆になっていました…。

そういうわけで、幹も太く樹高も4m以上ですが、シマトネリコが十分に成長しているにもかかわらず、花が咲かない場合は花芽を落としてしまっていたのかも。

ちなみにわが家のシマトネリコは、庭に植えてからほぼ4年です。

シマトネリコの花が咲いた!

シマトネリコ花

今年もシマトネリコの花が咲かないのか…うっそうとしてきたシマトネリコを剪定していたら、7月上旬に小さな花を見つけました!

息子に教えたところ喜んでいたものの、花を見せても「どこ、どこ?」と見つけれられないほどまだまだ小さな花。

写真のように、遠目からはほとんど分からずほとんど存在感がありません。写真中央の黄色っぽいのが花です。

4本ある太い幹のうち、花を咲かせたのは1本のみ

あまり伸びてほしくない方向に伸びている木だったので、今後を考えて根本から伐採しようと思っていた木だったのですが…これで切れなくなりましたw

とはいえ、初めて花を咲かせたわが家のシマトネリコ。来年がますます楽しみに!

まとめ|シマトネリコの花を咲かせる時期や条件

シマトネリコの花が咲かない原因は、いろいろあります。

でもわが家の場合や近所の植栽を見ても、花が咲くには地植えしてから5年くらいはかかると思っています。

いつか真っ白なシマトネリコの花が見られるといいですね!

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