あなたは夜寝ているとき、肌寒くて目覚めてしまったことはありませんか?
一度目が覚めてしまうと、なかなか眠れなくなってしまうこともありますよね。
温かい布団に包まれたまま、朝までぐっすり眠りたい
もしあなたがこのように思っているのなら、ECOLA(エコラ)の毛布がぴったりです。
- ECOLAとは?
- 種類やサイズは?
- 使い心地は?
この記事では、ECOLA(エコラ)の毛布の魅力についてご紹介。
ECOLA(エコラ)が気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ECOLAに惹かれるのはどうして?
わが家がECOLA(エコラ)に出会ったのは2年前、ベッドカバーを探すためSNSを何気なく見ていたときのことでした。
そのとき、ある和風テイストの寝室の写真に目が止まりました。
オフホワイトの寝具で統一されたベッドの上に掛けられた1枚のブランケット。
たったそれだけなのに、ナチュラルで温かみのある雰囲気を作ってくれる存在感に釘付けになりました。
ECOLA(エコラ)とは?
ポルトガル原産のECOLA(エコラ)の毛布。
その歴史は古く、ポルトガルでも標高がもっとも高い村で800年以上も作り続けられています。
長い間受け継がれてきた工程は、とてもシンプルです。
純粋なものだからこそ匂いも肌触りも独特で、細かなところまで求められる世の中においては、誰からもウケがいいものではないかもしれません。
ただ一般的な毛布と違い、適度に残った油分のある羊毛の温かさはズバ抜けています。
さらに、汚れもつきにくく静電気がおきにくいのも特徴です。
純100%の羊毛から作られているときくと、日本製のものでもあるよね?と感じる方もいると思いますが、ECOLAの魅力は作る工程で化学処理をされていないこと。
羊毛を湧き水で洗浄したら、染色せずにそれぞれの羊毛の色を活かして織り上げる。
できるだけ手を加えずできる限りそのままに、より自然のままに作られる。
小さい頃初めて羊に触れたときの、フワフワした弾力のある感触。
思わず“あったか〜い”と口にしてしまう、そんな記憶も思い出させてくれるもの。
それが、ナチュラルを極めたECOLA(エコラ)なのです。
ECOLAの種類は2つ!スローとブランケットはどう違う?
ECOLA(エコラ)の商品は、スローとブランケットの2種類あります。
違いは厚さで、使われている羊毛の量です。
- スロー : 1層織り
- ブランケット: 2層織り
スローよりも、より温かさとボリュームがあるのがブランケットなんですね。
スロー
スローは、ウールのストールや羽織りをやや厚手にした印象です。
デザインの特徴は、マフラーの端についているフリンジがあること。
リビングや寝室など家の中でいろいろなところに手軽に持ち運びたい方におすすめで、ベッドカバーや膝掛けとして使うのに向いています。
ブランケット
スローを2つ重ねた感じの厚さで、表面はフェルト加工され起毛しています。
端に手縫いのステッチが入っていて、ぬくもりのあるワンポイントが特徴です。
ブランケットというとソファの上でも使われるイメージがあるかもしれませんが、ボリュームがあるので持ち運びには向きません。
しかも、購入したばかりの使いはじめはとくにハリがあります。(使い続けるうちにやわらかくなっていくようですが)
ブランケットは寝具として、羽毛布団の上に掛ける毛布がわりに使うのがベストです。
冬の寒さがきびしいところでも、寒くなくなった!など、口コミもたくさんあるほど温かさに定評があるECOLA(エコラ)。
わが家で初めて試した次の日は、その効果を実感!(というより、暑いくらいでした…笑)
ECOLAの疑問①匂いは気になる?
ここからは、ECOLA(エコラ)のちょっと疑問について紹介していきますね。
羊毛100%の自然素材でできているECOLA(エコラ)の口コミを見ると、匂いが気になるといわれます。
中には牧場にいるみたいで“苦手”とか“ちょっとムリ…”いう声もあるほどです。
実際はどうだったのかというと…?
開封したての匂いが一番強く感じる
購入したばかりのエコラは、専用の収納袋に入った状態で届きます。
袋に入った状態では匂いはまったく気になりませんでしたが、開封してみると羊毛のにおいが漂ってきました。
牧場で何度も羊を触ったこと、羊の国ニュージーランドでシェービングされる前の羊を抱っこしたこともあるわたしの感想としては、羊そのものだなと。
慣れているから平気だけれど、たしかに匂いは強め。苦手な方がいるのもわかる気がします。
匂いが気になるときは?
直射日光に当たると、紫外線の影響で素材が傷んでしまうので、陰干ししましょう。
わが家は曇りの日にベランダで半日干してから使い始めました。
でも正直にいうと、半日程度ではまったく匂いは軽減されませんのでご注意を…!
しばらくは寝室が羊毛の匂いが充満していましたが、徐々に薄れ1週間程度でまったく気にならなくなりました。
ECOLAの疑問②サイズ展開は?
ECOLAはスローとブランケットの2種類ありますが、サイズも豊富です。
スローとブランケットは、サイズ名が異なるので若干わかりずらいのが難点。
スコープのHPや楽天のサイトを参考に、まとめたのがこちらです。
【スロー】
M | 約W130 × L200 cm |
L | 約W190 × L240 cm |
【ブランケット】
シングル | 約W145 × L170 cm |
ダブル | 約W175 × L240 cm |
? | 約W220 × L240 cm |
※?:楽天サイトでは、スコープのダブル表記よりも大きいサイズを取り扱っていました。サイズは物によって若干の誤差(10cm程度)があります。
ちなみに、わが家ではクイーンサイズのベッドにブランケットのをW220×L240cmサイズを使用しています。
【わが家の実測値】
- スロー:130×195cm (フリンジ含)
- ブランケット:240 ×228cm
タグには手書きで240×220cmとありますが、現物を測ってみると240×228cmでした。
ECOLAの疑問③触り心地は?
エコラの触り心地がチクチクするという声もあります。
たしかにフリースのように柔らかくてフワフワしたのものに比べると、肌触りは異なります。
素肌に直に触れた子どもの反応はというと…?“チクチクする!”でした。
個人的には気にならなかったけれど。
ECOLAの疑問④毛玉は気になる?
使用歴2年ほどのわが家のスローには、毛玉がそれなりにできています。
よく見ればわかるけれど、パッと見はまったく気になりません。
毛玉ができると肌触りが損なわれるので、気になったときはブラッシングで整えましょう。
ブランケットは使い始めたばかりなので毛玉はありませんが、スローに比べると毛玉ができにくいそうですよ。
ECOLAの疑問⑤お手入れは大変?
天然素材100%ときくと、デリケートでお手入れが大変なイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
合成繊維の毛布に比べるとどうしようもないことですが、お手入れの手間はかかります。
たとえば、注意するのは次のようなこと。
- 使用している季節は、定期的に陰干しをして通気性をよくする
- 使用していない季節の保管するときは、虫食いに注意する
自然素材がゆえ虫に食われやすいので、定期的にクリーニングに出して清潔を保つなどの気配りは欠かせません。
スコープのHPによると、縮むのは覚悟のうえだそうですがホームクリニーングも可能なんだとか。
ECOLA (エコラ)を取り入れた暮らし
わが家で、すっかりなくてはならない存在になってしまったECOLA(エコラ)。
選んでよかったワケ
温かいのはもちろんのこと、なんでECOLA(エコラ)にこんなにも惹かれるんだろう?思い浮かんだのはこんなことでした。
- ナチュラルさ
- 柄が豊富
先に紹介したように、ECOLA(エコラ)の一番の魅力は、ナチュラルさ。
洗浄から加工処理にいたるまで、これほど手をかけない羊毛を扱った商品を見たことがありません。
とても貴重なものだというのは想像できると思いますが、今ではエコラの毛布を作っている業者がだいぶ減っていたといいます。
いずれ手に入らなくなる未来も…あるかもしれませんね。
ずっと使い続けられるように大事にしていきたい。
ECOLA(エコラ)には、そういう気持ちが自然とわいてくるほどに、愛着をもって使い続けられることでしょう。
ECOLA(エコラ)は、無地から柄ものまで種類が豊富なのもいいですね。
柄とはいっても、チェックやストライプなどどれもシンプルなのものばかりで、全部で8種類です。
テイストが同じなので、たとえ柄が違うのを買ったとしてもインテリアに一体感があります。
子どもたち用にいずれ買い足したいと思ったときに好み柄を選んだり、いろんなエコラ柄で家が満たされるのを考えるだけでワクワクしてきませんか?
わが家の使用例
ここでは、ECOLAのスローとブランケットをどちらも使っているわが家の使用例を紹介しますね。
スローはリビングのソファに掛けて置いていて、膝掛けや肌掛けに使っています。
ソファーに横になっているときにサッと掛けたり、冬の冷んやりした革に直に座りたくないときはスローの上に座ったりしています。
ブランケットは、寝具の掛け毛布として。
子育て中のわが家は、自分の両脇に子どもたちが寝るスタイルですが、寝相が悪くて布団がズレる!はがれる!は、子育てあるあるです。
いつのまにか自分の上に布団がなくるのは当たり前で、毎晩1度は寒くて目が覚めてしまう状態でした。
それが、ECOLA(エコラ)のおかげで朝まで自分に布団がかかっているんですよ。(本当にうれしかった…!)
ボリュームと程よい重みがあるので、羽毛布団がズレにくいものも気に入っています。
スローとブランケットどちらか一方を選ぶなら?
どちらか一方を選べないとしたら、スローをおすすめします。
どちらを買おうか迷いましたが、わが家も手始めはスローを選びました。
その理由がこちら。
- 用途のバリエーションが幅広い
- お値段の手頃
スローは薄手なので持ち運びがラクなので、肌掛けとしてソファに置いたり羽毛布団の掛け毛布にしたり、使い方はいろいろです。
おまけに、ブランケットに比べるとお手頃なのもうれしいところ。
ECOLA(エコラ)を迎える寒い時期がとっておきの楽しみに
わたしは北国育ちですが、冬はとっても苦手。
だんだん寒くなって冬支度をしなきゃと身構えると、気分がなんだか下がってしまう…そんな憂鬱さが、ECOLA(エコラ)に出会って変わりました。
“またこの冬もお世話になります”ほっこりした気持ちで、毎年かならずやってくる冬のお供としてあなたも迎えてみませんか。