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ミミズコンポストの使い心地はどう?匂いや害虫は気にならない?

生ごみ
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暖かい季節になると敏感になるのが生ごみのニオイ。

生ごみを袋にしっかり密閉してるはずなのに、ごみ箱を開けると漂う悪臭…嫌ですよね。

このニオイどうにかならないの?と思っている方はいませんか。

私も同じように悩んでいました。

そして、ニオイ対策として辿りついた方法が庭にコンポストを設置すること

コンポストは、ごみの量を減らしながら、家庭菜園にも使える堆肥も作ることができて、さらにエコにもなる優れもの。

コンポストにも色々種類がありますが、我が家が採用したのはミミズコンポストです。

庭に置いても馴染むような木製のコンポストをDIYして製作し、設置して使用すること1年が経ちました。

  • ミミズコンポストを設置したい
  • ミミズコンポストの使い心地を知りたい
  • ニオイや害虫はこない?

など、ミミズコンポスト設置を考えている方に、詳しく解説していきます。

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コンポストとはどんなもの?

コンポスト

コンポストとは、生ごみや落ち葉などを入れて堆肥(有機肥料)を作るための入れ物のこと。

そこに、ミミズの力を使って生ごみを処理したり堆肥を作ったりするものがミミズコンポストです。

設置場所は庭なので、いかにもコンポストだとわかるような目立つ緑色のプラスチック製のものは避けたいと思っていました。

そこで、我が家は雰囲気と馴染むように木製でDIYで作りました。

ミミズコンポスト設置のメリット

ミミズコンポストに限ったことではないですが、コンポストを設置するとどんな良いことがあるのでしょうか?

  • 生ごみを減らせる
  • 生ごみからの悪臭対策になる
  • ごみ袋を購入する手間が省ける
  • ごみ出しの手間が省ける
  • 堆肥を作って家庭菜園に使える
  • 環境保護につながる

このように、コンポストにはたくさんのメリットがあります。

卵の殻や野菜の皮、ヘタなどをコンポストに入れることで生ごみの量を減らすことができます。

生ごみが減ることで、ごみ箱から臭ってくる悪臭対策になったり、ごみ出しの手間も省けたりします。

さらに、ごみ袋を購入する回数が減り経済的、かつプラスチック(ごみ袋)の量を減らすことができるので環境にも優しい。

ゴミ処理場で家庭ごみを焼却する際に出る二酸化炭素の量を減らすこともできるので、環境保護にも一役かっています。

また、コンポストから出た堆肥を家庭菜園などに使い有機野菜を作ることも可能。

このように、コンポストは良いことづくしなんですね!

コンポストの種類と選び方

土の上に設置するだけの土中式、回転式、電動式など色々あります。

最近ではベランダでもできるダンボールコンポストも人気です。

初期費用、設置場所、撹拌(かき混ぜる作業)が要るか要らないかなど、家庭環境や生活スタイルが人によって異なるので重視するポイントで変わってきます。

我が家はいろいろ悩んで、ミミズコンポストを選びました。

その理由を紹介します。

ミミズコンポスト使い方①選んだ理由(メリット)

ミミズコンポストとは?

我が家が採用したコンポストはミミズを使ったコンポストです。

ミミズコンポストとは、コンポストの中にミミズを住まわせ、最終的に生ごみから堆肥を作る仕組みです。

ここで重要なのがミミズの種類

コンポストの中に入れるミミズは、庭の土を掘ったときに出てくるような太くて大きいミミズとは種類が違うので要注意です。

コンポストに使うミミズは、シマミミズといって有機物(生ごみ)を食べてくれます。

そして、ミミズと微生物の働きによって、コンポストから良質な堆肥を作ることが出来ます。

よく道路で見かけるようなミミズとは違うので注意してください。

なぜミミズコンポストにしたのか?

なぜミミズコンポストにしたのか、その理由(メリット)をご紹介します。

  • 撹拌要らず
  • コンポストからの臭いが気にならない
  • 堆肥が取り出しやすい
  • 良質な堆肥ができる

ミミズコンポストで一番メリットに感じていることは、コンポストの中を撹拌する必要がないこと。

ダンボールコンポストなどは、定期的にかき混ぜる作業が必要になります。

一方、ミミズコンポストは、ミミズが餌を探すためにコンポスト内をいろいろ動き回ってくれるので、撹拌作業が要りません

また、ミミズコンポストはニオイが出にくいと言われています。

悪臭は不快だし、害虫を呼び寄せかねないので、嬉しいポイントです。

また、コンポストの下から堆肥が取れるので、処理された分の堆肥を家庭菜園にすぐ使うことが出来てとても建設的。

さらにミミズが活躍してくれてできた堆肥は、とても質がいいと言われています。

撹拌要らずで、臭いも気にならず、処理が終わっていればすぐに堆肥を取り出せること。

これがとても魅力的なのでミミズコンポストを採用しました!

ミミズコンポスト使い方②デメリット

  • 虫が苦手な人には向かない
  • 活動が遅くなる冬場は、処理能力が落ちる

ミミズコンポストのデメリットですが、虫が苦手な人には正直向きません

私は田舎育ちでだいぶ虫には強い方ですが、ミミズコンポストと聞いて始めは良い印象を持ちませんでした。

そう思いながらも、総合的に考えてミミズコンポストを採用したのですが、コンポストの蓋を開ける度にミミズが見えたら嫌だな〜と、びくびくしていました。

でも、いつの間にか慣れるものです!

コンポストの中のミミズを見る度に、今やミミズが頑張って分解してくれていると思うと全然嫌な思いはしなくなりました。

また、もう一つのデメリットとして感じているのは、冬場の処理速度。

ミミズの活動期ではない寒い季節は、処理速度が落ちます

生ごみは毎日出るもの。家庭ごみの約40%を占めるとも言われています。

冬場はコンポストがいっぱいになり、生ごみが追加できないときがあるのが不便です。

そんなときは家庭ごみとしてゴミ出ししていますが、寒い時期は生ごみの臭いがほとんど気にならなくなるのでニオイに関しては困っていません。

コンポストがもう1つあってもいいな!とは思います。

ミミズコンポストの使い方③設置場所

我が家は庭にコンポストを設置しています。

虫や臭い対策として、できるだけ窓から離れたところに置きました。

とはいえ、あまりに遠いと捨てるときが面倒になるので、遠からず近からずの場所にするのがおすすめです。

直射日光があたりすぎたり、高温(気温25℃以上)になるとミミズが活動が遅くなり、処理速度も落ちます

日が当たる場所を避けて窓から少し離れたところに置くのをおすすめします。

ミミズコンポストの使い方④入れるもの・入れないもの

コンポストの中に入れるものは、基本的に、卵の殻・野菜や果物の皮やヘタです。

また、きのこの石づきや茶殻、コーヒーかす、雑草や葉っぱ(枝は除く)も入れています。

ただし、柑橘系や、玉ねぎ、たけのこ、とうもろこしなどの皮が堅いものものや貝殻などは、分解されるまでに時間がかかるので入れていません。

また、魚や肉の皮や骨なども臭いが強くなりそうなものは除外しています。

ミミズコンポスト使い方⑤生ごみを投入して蓋を閉めるまで

コンポストに生ごみを投入
  1. 蓋を開けて、生ごみを投入
  2. 生ごみの上に土をかける

手順を書くまでもないですが、生ごみを入れたら土をかけるだけ。

土をかけるのは、臭いや害虫防止のためで、生ごみにうっすらとかかる程度に土をかけます。

庭の土をスコップですくってかけているので、多少小石が混ざっていても気にしていません。

ミミズコンポスト使い方⑥中はどんな感じ?

コンポストの中身コンポストの中身です。

ミミズは見えていませんので安心してくださいね!

蓋を開けると、ミミズはすぐに土に潜って隠れていきます。

土を薄っすらかけてはいますが、大体いつもこんな感じです。

生ごみを完全に隠すくらいの土を入れると、生ごみよりも土の割合が多くなってしまい、生ごみを入れられる量が少なくなってしまうので、土の量はできるだけ少なくしています。

ミミズコンポスト使い方⑦使い心地を詳しく解説

ミミズコンポストを実際使ってみて感じた使い心地を詳しく見ていきましょう!

ごみの量が減る?

家庭ごみの約半分近くを占める生ごみ。

生ごみをコンポストに入れることで、ごみ出しする家庭ごみの量は確実に減りました

そして、生ごみの臭いが気になるので少ない量でもこまめに出していたごみ出しの回数も格段に減らすことができました

ごみ箱からの悪臭とコバエ対策になる

生ごみがほとんど出なくなったので、ごみ箱を開けたときの嫌な臭いもほとんどしなくなりました

臭いに集まってくるコバエも少なくなったので快適です。

コンポストの匂いは気になる?

コンポストを設置したら、匂いはどうなのか気になりますよね。

気にならないか、近所迷惑にならないか…設置する前は心配でしたが、実際使ってみると蓋を閉めている状態では全く気になりません。

コンポストの蓋を開けたときは多少しますが、夏場のごみ箱の匂いのように不快なほどではないです。

害虫は来る?

暖かい季節になると害虫が出てきますね…

コンポストを設置前に一番気になったことは、害虫が集まるんじゃないか?ということ。

Gなどの温床になって住み着いたり繁殖するようになったら困りもの。

蓋を開けたときにGが出てきたら…と怖かったのですが、今までGに遭遇したことはありません。

ただ、コンポストの中でコバエやダンゴムシ、ナメクジを見ることはあります。

雨が降ったときコンポストの状態はどうなる?

DIYで作ったコンポストは、幅9cmの板を組み合わせたもの。

なので、プラスチック製と異なり、雨が降ると木と木の間から雨水が入ってコンポストの中身が濡れます

コンポストの中に雨水が入って濡れることは大丈夫なのか気になる方もいると思います。

結論からいうと、雨が降ってもそのままで大丈夫で、使用上全く問題ありません

コンポストの底はロープを張っただけの構造で、水が下から流れ出てコンポスト内に溜まることがないので雨ざらしでも平気。

ただ、多少気になるのは、雨が降ると底からミミズが出てしまうときがあること。

でも、逃げたとしてもコンポスト内でミミズが十分に繁殖しているみたいなので気にはしていません

庭いじりの際に、おそらくコンポストから出てしまったであろうミミズを庭で見つけることもありますが、庭の土の改良にも役立ちそうなのでそのままにしておいたり、コンポストにまた戻したりしています。

ミミズコンポストの使い方⑧堆肥について

コンポストから取れた堆肥

コンポストの下から取り出した堆肥がこちら。

我が家ではコンポストに生ごみを入れる際に、あまり細かく刻んだりせず、わりとそのままの状態で入れていているので、卵の殻はあまり細かくならず目立ちます

でも、あまり気にせずに、取り出した堆肥を基本的にそのままの状態で家庭菜園の土として使っています

もし卵の殻が目立って気になるときは、軍手などで握ればすぐに細かくできます。

ミミズコンポスト使い方〜まとめ

生ごみミミズコンポストを使ってみた感想のまとめです。

コンポストにはたくさんのメリットがありますが、実際使ってみるとまさにそのとおりだと実感できました。

気になっていた害虫や匂い問題も気にならず、ミミズコンポストは撹拌要らずで手間もかかりません。

また、堆肥が下から取り出せる構造になっているところもとても便利に感じています。

虫が苦手な方には向かないというデメリットはありますが、我が家はミミズコンポストを設置して本当に良かったです!

自然のチカラを使って、不快な臭いに悩まされることなく、ゴミ出しなどの手間を省いて時短にもなるなど、前よりも格段と快適に過ごせるようになりました。

それでいて環境に配慮した暮らしができるなんて、コンポストはとても優秀です。

コンポストを取り入れた生活、本当におすすめです!

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