革のバッグが汚れてしまったけど、これって取れるの…？そんな経験はありませんか。
ブラシや洗剤を使って洗えたらいいけれど、デリケートな革バッグだからこそお手入れ方法が難しいですよね。案の定少し拭いてみたけど、全然汚れが取れないんです…。
そこでこの記事では、革のバッグの汚れを落とすために実際に試してみた方法をご紹介。もし汚れが気になって使えない革バッグが眠っていたら、息を吹き返すかもしれませんよ。
革の汚れ落としが気になる方、長く気持ちよく革製品を使っていきたい方はぜひ参考にしてみてくださいね！
革バッグについた汚れ
自転車のタイヤに擦ってしまったときについた汚れです。タイヤの汚れには油分が混じっているので、かなりしぶといんですよね。
おまけにバッグの色が薄いため余計に目立ってしまい、このままで使い続けるのはかなり抵抗が…。幸い、汚れがついたのはバッグの底でしたが、それでも目を引くほどです。
このまま何もしないで処分するのはもったいないので、なんとか汚れを落とせないものか試行錯誤することにしました。
革バッグの汚れを取るために試したもの
革製品は、とってもデリケート。水に弱く、洗剤でガシガシ洗うわけにもいきません。とはいえ汚れを落としたいので、いろんな方法を試してみました。
以下が思いついてすぐに試してみた方法です。でも、どれも効果は感じられませんでした。
- 軽く水拭き
- 洗剤＋水拭き
- メラミンスポンジ
- 洗剤＋メラミンスポンジ
革製品は本来なら、水も洗剤もNGです。でも、試してみないとバッグを処分することになるので、ダメ元でいろいろやってみました。
ちなみに油汚れに強そうな食器洗い用の洗剤も使ってみましたが、汚れが浮きだすことはなく…。
革バッグの汚れを取るために効果的だったもの
家にあるもので試したけれど汚れが落ちなかったので、革靴の汚れ落とし専用のクリーナーを使ってみることにしました。
サラリとした乳白色の色をしたクリーナーをバッグに落としてみると、すぐに革に染み込んでいきます。布巾で軽く拭き取ってみましたが、全く取れそうにありません…。
そこで、布巾をメラミンスポンジに変えてやってみると、汚れが少し薄くなっている気がしました。もう少し擦ってみると、やっぱり汚れが取れたと実感！クリーナーをつけては、いろんな角度からメラミンスポンジで擦るのを繰り返してみることに。
1回目に汚れを落とした状態がこちらです。よく見ると薄く汚れは残っていますが、だいぶ目立たなくなったと感じていただけるのではないでしょうか。
3回目の状態がこちら。もう少しやれば完全に取れそうな気もしましたが、周りが白っぽくなってきたし、あまりやり過ぎても革に良くないのでストップしました。
わが家の場合、頑固な汚れ落としには、クリーナーを塗った後にメラミンスポンジを使うのが効果的でした！
※革の素材にもよると思うので、試すときはあくまでも自己判断でお願いします。
革バッグの汚れを取った後は栄養クリームでケア
汚れは目立たなくなったものの、「濡れしては乾かす」というのを何度か繰り返したので、革の触り心地がカサカサ。手触りがだいぶ悪くなってしまったので、汚れを落とした後はしっかり革のケアをします。
使ったのは、ソフトタイプの皮革用栄養クリームです。革にしっかり塗り込むと、革に潤いやツヤを与えてくれます。おまけに、乾燥によるヒビ割れも防いでくれる優れもの。革靴や手帳カバー、ソファなどいろんな革製品に使えるので、ひとつあれば安心ですね。
革バッグの汚れには専用のクリーナーを使おう！
わが家で試した革バッグの汚れ落とし方について紹介しました。合皮に比べると革製品は値がはってしまいますが、しっかりお手入れすれば長く愛用できるのがいいところ。せっかく使うなら、気持ちよく味わいを楽しんでいきたいですね。
