11月から春先にかけて実るレモン。
レモンは庭木としても人気があり、レモンを栽培しているお宅もちらほら見かけることがあります。
知り合いの庭では毎年レモンがたくさん穫れるので、レモン狩りは恒例の楽しみ。
でも実際育てていると収穫は
嬉しい反面、量が多すぎて消費できない‥という悩みもあるみたいですね。
そこで、レモンを余すことなく消費するのにも役立つ、レモンシロップ漬けの作り方やレモンに関わる素朴な疑問について詳しく紹介します。
この記事では、こんなことを知りたい人に向けた記事です。
- レモンシロップ漬けの作り方を知りたい
- シロップ漬けに合う保存容器は?
- 氷砂糖が溶けないときの対処法
- シロップ漬けは保存方法や賞味期限
- レモンシロップの使い方や効能
- レモンの木はどのくらいで実る?
レモンシロップを作ろう!
玉ねぎや人参と違ってレモンは用途が限られるので、わが家ではほとんど出番がありません。
チーズケーキなどのお菓子作りや唐揚げに添えて彩りを良くするなど、それ以外の使い道が思い浮かばないのが正直なところ。
しかも一度に使う量が少なく余してしまうので、わが家ではポッカレモンで十分って思ってたんです。
そんなとき友人宅の庭から穫れたレモンをたくさんもらいました。
無農薬の国産レモンを買うと一個でも立派なお値段なのに、それを20個以上も。
そこで贅沢すぎるレモンを無駄にすることなくしっかり消費するため、初めてレモンシロップに挑戦です!
レモンシロップの作り方!材料はレモンと氷砂糖のに2つのみ
レモンシロップを作るのは難しそうに見えるかもしれませんが、意外と簡単にできるんです!
わが家のレモンシロップの作り方がこちら。
- 保存容器の瓶を煮沸消毒する
- レモンをよく洗う
- 水気をしっかり切る
- 薄く輪切りにして種を取る
- 氷砂糖とスライスしたレモンを順に積み重ねて瓶の中に入れる
- 蓋を閉めて、日の当たらない涼しい場所で保管
- レモンがシロップにしっかり浸かり柔らかくなったら出来上がり
レモンシロップを作るときの注意点
- 傷みやすくなるのでレモンの水分はしっかり拭き取ること
- レモンと氷砂糖の配分は1:1
レモンシロップを作るときのコツ
- レモンを薄くスライスすると、苦みが感じにくく食べやすくなる
- 瓶の上部にあるレモンがシロップに浸かるように、瓶を逆さにすると早く漬かる
レモンシロップの作り方 素朴な疑①保存容器は何を使ってる?
レモンシロップを作るときに作った保存容器は、ボールメイソンジャーです。
密閉性が高く、蓋の方を逆さにしても液漏れしないのが一番の魅力。
しかも見た目がすごくオシャレ!レモンが入った瓶をみるだけでも元気がもらえそうな明るい気持ちにもなります。
瓶のサイズもたくさんあるので、いろんな用途に使えて重宝します。
レモンシロップの作り方 素朴な疑問②氷砂糖が溶けない
レモンシロップを作ったときに意外と多い疑問が、”氷砂糖が溶けない”というもの。
氷が溶けない原因として考えられるのがこちら。
- 室温が低い
- 氷砂糖の量が多い、または少ない
氷砂糖は固くて大きさもばらつきがあるため、溶けきるまで時間がかかるサイズもあります。
また仕込み終わってから冷蔵庫にすぐに入れると、温度が低すぎてなかなか溶けないことも。
漬かるまでは冬なら室温で十分!しっかりレモンシロップができあがるには時間がかかるので、2〜3週間は様子をみてくださいね。
とはいえ様子が気になった私は3日程度で一度味見。1週間後には食べていました‥!
シロップがしっかりレモンを覆っている状態が理想です。
レモンシロップの作り方 素朴な疑問③日持ちほどのくらい?保存方法は?
レモンシロップの賞味期限は、2〜3ヶ月から半年が目安。保存環境が良ければ1年以上もつともいわれますが、早めに食べきった方が安全です。
長期保存するなら日が当たらない涼しいところに置き、夏場はとくに冷蔵庫がベスト。
天敵は白カビなので、大瓶に作った場合は当面使う分を小瓶に取り分けて、できるだけレモンシロップが空気に触れて酸化しないようにするといいですよ。
長期保存の場合はとくに、色味や香りを食べる前にしっかり確認してみましょう。
レモンシロップの作り方 素朴な疑問④皮が苦い!
皮が苦い場合は、皮を剥いてから漬ける方法もあります。
やり方はほとんど一緒で、皮を剥いてから漬けるだけなので簡単!
わが家の子どもたちは皮付きのレモンは全部食べきれなかったので、苦みが好きじゃない子どもには皮がないほうが食べやすいです。
でも、栄養価の高いレモンシロップを作りたいなら皮付きに限ります。
レモンシロップの作り方 素朴な疑問⑤皮を使いたいけど農薬が心配!
わが家は無農薬のレモンを使ったので皮ごと使いましたが、外国産の市販品を使う場合はしっかり洗いましょう。
- 洗剤
- 塩もみ
- 重曹
- 熱湯で茹でる
洗い方には色々ありますが、熱湯で茹でるのが農薬や防カビ剤が一番取れるそうです。
レモンシロップの楽しみ方や効能
レモンシロップの使い方
レモンシロップは、いろんな使い方があります。
- お湯でわる
- はちみつを入れてはちみつレモンにする
- 紅茶に入れてレモンティー
- ホットケーキにかける
- ヨーグルトにかける
レモンシロップをシンプルにお湯で割って飲むのがわが家では一番多い飲み方。
はちみつを足してはちみつレモンにして飲んだり、紅茶の入れてレモンティーにしたりするのもおすすめです。
飲み物には輪切りのレモンも入れて一緒にいただきます。輪切りのレモンは私はすべて食べますが、子供には苦いらしい…なので、そこはお好みで。
疲れたとき温まりたいときにほっと一息でき、風邪予防にもぴったりです。ホットケーキやヨーグルトとの相性も良く使い道はたくさん!
自分好みの使い方をいろいろ試してみてくださいね。
レモンシロップの効能
レモンにはいろんな効能があります。
- 免疫を高める
- 美肌効果
- 疲労回復
- 骨を丈夫にする
- リラックス効果
レモンはビタミンCが豊富なので、美肌効果や風邪予防になります。また、疲労回復や骨を丈夫にする効果も期待できるので、レモンは健康には欠かせない食材といえそうです。
しかも、レモンの香りにはリラックス効果もあるので、一日の終りに飲むレモンシロップのお湯割りはほっとした気分になれますよ。
レモンは栄養豊富なので、できれば皮ごと食べるのが良さそう!
自家製レモンでレモンシロップを作りたい!レモンの木を育てたい人に
レモンを庭に地植えしている人もいますが、鉢植えでも育てられるのでベランダ栽培も可能です。
そこで、レモンの木を育ててみたい人にレモンの木はどのくらいで実るのか、レモンの木にまつわる疑問を紹介します。
レモンは予想以上に大きくなる
友人宅のレモンの木を例にすると、子供が生まれた記念樹として小さな苗を植えたそうですが、10年も経つと存在感があるほど成長します。
毎年剪定しながらある程度の大きさを保っているみたいですが、それはもう立派な果樹。
レモンの木ってこんなに大きいものなんだなぁ‥と意外でした!
収穫は植えてから3年ほど経ってから穫れるようになったとか。
成長速度は日当たりや土壌などで変わりますが、地植えするならスペースが確保できるかもも考えたほうが良さそうです。
自家製レモンは安心!
レモンを育てる一番のメリットは、農薬が使われていないレモンが穫れること。
スーパーで手に入る外国産のレモンは安いのですが、農薬や防カビ剤が使われているので皮ごと使うのは抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
よく洗えば問題ないのかもしれませんが、農薬が目に見えるわけではないので洗い方の加減はわかりにくいのが難しいところ。
かといって、無農薬の国産レモンは高いし…
そんなとき自宅で育てたものなら、安心して皮まで食べられるレモンがたくさん穫れるのってすごく魅力的です!
レモンの収穫は波がある
どの果樹でも同じですが、毎年の収穫量には波があり、天気や気温のほか強剪定などでも変わってきます。
でも、ある程度成長したレモンの木が一本あれば、たとえ豊作ではないとしても家で使う分には十分すぎるくらいのレモンが穫れるようですよ。
トゲには注意!アゲハ蝶にも人気
レモンの木にはトゲがあるので、剪定や収穫するときは気をつけましょう。
友人宅のレモンの木には、毎年アゲハ蝶がきて卵を生むそうです。
幼虫から蛹になり蝶になる一連を子どもたちは間近で観察できるので、生き物好きには楽しめますが、虫が苦手な人はネットで対策してくださいね。
まとめ:レモンシロップを作ってみよう!
レモンシロップは難しいイメージがあるかもしれませんが、思ったよりも簡単にできます!
いろんな味わい方ができて保存食にもなるので、一度作ってしまえば長い間楽しむことができるのもレモンシロップの良さ。
レモンを一度に大量消費ができるので、食品ロス対策にもなります。
ぜひ、自家製のレモンシロップ作ってみてくださいね。